この時点で弱い一日が印象づけられた。
前日比も199円高・20.655円とダウの上昇幅に対して見劣りする上昇にとどまった。
ただ、時間外に欧州株安を受けて日経先物が下落し、発射台が終値から約200円安であったことを考慮すれば健闘した部類に入るが・・・。
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
ABNのオプション手口は引き続き20,500円のショートプット&ショートコールの両建てを継続している。
一方で、足下の価格から下のプットをショートに振っており、本日の上昇に対してはプット売りで対応する戦略に出ていると推測される。
なお、コールサイドでは21.000円のショートを大口で積んでおり、ABNの大口投資家は現時点では21,000円到達はないと見ていると思われる。
先物については以下の表のとおりである。
野村證券が本日の上昇に対してTOPIX先物の売り越し建玉を買い戻しで対応してきたことに注目している。
この先、まだ上があると見ていると思ったかどうかはわからないが、少なくとも上昇リスクを感じたものと思われる。ただ、日経先物は買い越しておらず、強気転換というわけでもなさそうである。
今後の日経平均予想
今夜も欧州株安(特にドイツDAX株安)が止まらない。既にDAXは昨夜の米国株高での上昇の全値戻しとなっており、かなり重傷であるようだ。
ダウ先物も10:30現在-216ドル安と下落しているのは欧州株安が主因と見ている。
DAX指数の240分足は底値揉みとなっており、チャートはまだ陰転はしていない。
昨夜の米国株高のよる上昇で利益確定が先行してたものと思われ、米国株高要因が剥げた足下の価格で踏みとどまることができれば、ここから反転することも可能なチャートとなっているが、どうだろうか?
ダウの取引が始まる22:30までにダウ先物が-100ドル安程度まで戻ることが出来れば、ダウの小幅続伸も可能と思われるが、-100ドルを超えて寄りつくと、昨夜の上昇に対する利益確定が出やすくなりやすい。
DAX指数の日足チャートを見る限り、現段階でMACDは上昇を示唆していることから、おそらく足下の下落の半値戻しあたりまでは踏ん張ることができると見ている。
肝心の日経平均については、DAXの弱さを見ると厳しさを感じる。
19:50現在のダウ先物は-175ドル安・26,104ドルであるが、ダウの上値メドについては最小で26.500ドルと見ており、足下から約400ドル。
日経先物の現時刻の価格は20,440円であることから、昨夜のナイト高値の20,730円(現物では20,760円)あたりをとりあえずの上値メドと見ておいてほうが良いと思われる。
なお、目先、オシレーター系指標の低下は株安の歯止めになると見ている。
※21:20追記
直近30分くらいの間に一段安となり、21:25現在ダウ先物-345ドル安とかなり下げた。要因は上述したDAX株安。 欧州勢が仕掛けているのだろうが、ダウの取引まであと1時間余、ここまでダウが安くなると、ダウの投資家が追随売りとするか、逆張りするか、どちらもあり得ると見ている。