また、週末のダウも-70.87ドル安と続落し、CME日経平均は21,750円と週末比-128円安で返ってきていることも空気を重くしている。
欧米市場は自律反発のタイミング?
ただ、「来週のダウ平均予想」に記したとおり、ダウの9日RSIは17.72まで低下しており、ナスダック総合指数も程良いところまで落ちてきている感がある。
これらの兆候から、週初の米国市場が底値固めのもみあいまたは自律反発開始となり、欧州市場(DAX)が続伸する可能性があると見ている。
日経平均については25日線・75日線の乖離が大きいため上値が重い可能性はあるが、目先については欧米市場に引きずられる形で、ダウンサイドよりもアップサイドリスクが大きいと見ている。
信用倍率の低下が売り方の踏み上げを誘うか?
直近の2市場信用倍率は9/20の1.82と2週連続で2.0を下回っている。
信用倍率の2.0割れは2012/2/3以来の7年半ぶりとなり、先週末の日経レバやダブルインパースの下方向のポジションは平時の3倍~5倍の高水準を保っており、ロスカットの返済よりも新規建てが上回る状態が続いている。
融資残高(インパースは貸株残高)は、ほとんど枯れているといえるほど少なく、DAX同様に切り返してくる可能性があると見ており、買い方の買い余力が大きい分、売り方の踏み上げを誘いやすい状況が生まれる。
価格指標ではポリンジャーバンドの+1σに注目
日経平均は9/5の上昇開始からポリンジャーバンドの+1σを上回って推移してきたが、週末のザラバに+1σを大きく下回り、下ヒゲとなったがギリギリ+1σを下回る状態となっている。
+1σは21,930円付近に位置しており、ここを早期に上回ることが出来るかどうかが焦点である。
月曜の日経平均については、週末の海外要因から安寄りとなることが想定されるが、その後の値動きに注目している。
まとめ
海外市場の短期トレンドや東京市場の信用需給からは、目先は上方向が優位と見ている。
また、来週10/7(月)までは上海市場が休場となる。トランプ大統領は週末の「中国への投資禁止の検討」を上海市場の大引け後に出してきており、この辺はかなり上海株も意識しているのではないか?と感じる。
もしも、そのような配慮をトランプ大統領が行ったとしたら、7営業日休場明けの上海株はギャップアップで始まる可能性が高いと筆者は見ている。
これまで記したことを総合すれば、今週の日経平均は週初弱含みとなる可能性があるが、その後は巻き戻しに入ると見ている。
今週の日経平均の上値目処は22,200円~22,300円。下値目処は21,700円~21,620円(ザラバ安値)と予想している。
なお、筆者予想どおり日経平均が上値追いした場合にあっても、上海市場が始まる10/8(火)以降は注意を要すると見ている。
以前から記しているとおり、日柄的に本格的な再上昇はもう少し後になると見ており、配当落ち前の高値を取った時点で、未だ売り長であればジリ高継続となるが、買い転換で楽観ムードに包まれている場合は急速に値は縮むと予想している。