自画自賛で恐縮だが、日経平均が直近安値の21,276円を叩いた10/4に「日経平均の反発基調は継続か?」との記事をアップし、"日経平均の反発基調は継続すると見ている" と記したとおりの展開となっている。
(その後も折にふれて「先物大幅安も自律反発基調は継続(10/7)」など、日経平均の下落場面においても自律反発は継続と判断してきた)
上昇の根拠としては、日々記述のとおり、日経平均240分足による解析では、10/4の下ヒゲを起点に高値切り上げ、安値切り下げの上昇トレンドを形成していたからだ。
そして、10/10(木)にY波動の下値抵抗線を上抜いたことや11/11のSQ通過により急伸し、金曜には直近の高値を結んだ上値抵抗性を大きく上抜け、一段高の価格帯に移行した。
240分足に引いたチャネルラインでは、10/2の急落帯を上方に移動させた位置にせり上がっており、金曜(時間外)の急伸は確度が高いと見ている。
ただ、240分MACDは+120付近と10/4安値の際のMACD-120付近と対を為す位置まで上昇しており、目先は足元の価格でのもみ合いが想定されるが、月曜の東京市場休場の間に(日経平均CFDは開いているため)もみ合いを終了し、東京市場が開場する火曜日には次の動きに移る可能性がある。
次の動きとしては、10/1夜間の急落帯を埋める上昇が想定され、次の波動の目標値は4月につけた年初来高値の22,362円が想定される。
240分足で検証してきたY波動を日足チャートに落としたのが次の図(日足チャート)となる。
日足MACDは週末段階で、ゼロラインより下方の低い位置で陽転の兆しを示している。
月曜のダウ平均については序盤下押しから徐々に買い直され小幅高を想定しており、火曜の日経平均についても22,000円台での推移を想定しており、想定どおりに推移するならばMACDはゼロライン上に顔を出し、シグナル線を上放れて陽転を明確にすると見ている。
また、筆者が日々観測しているABNの金曜のオプション手口もコール買いが目立っていたことから日経平均の上昇に違和感はない。
これらのことから、今週の日経平均については強含みが想定され、上値目処は4月高値の22,362円~22,500円が想定され、下値目処は筆者想定に反して上値追いが出来なかった場合は21,500円~21,600円、筆者想定どおり上値追いした場合は、週初の寄り後の押し目の21,950円~22,000円付近が下値目処と予想している。
今般の上昇は、東京市場休場と米中協議の不透明さを利用してのカチ上げであり、木曜朝の市場を揺るがした米中次官級協議の短縮報による下落が「上昇前の屈み込み」となって強含む「買い仕掛け」となっている分、単発の上昇では終わりにくく、継続した上昇が想定される。
また、米中協議は『第1段階の合意』といった玉虫色の決着となった。
制裁関税の引き上げ先送りの好材料はあるが想定範囲内であり、決して視界良好となったわけではなく、株価が上昇しても楽観に傾きづらく、疑心暗鬼の空売りを誘いやすいと見ている。
来週(10/21)以降の日経平均については、いったんの出尽くしから短期調整入りする可能性が考えられる。
以前から、次に起こる調整については波乱的に大きく下げるケースと、下落は限定的に留まる日柄調整の2通りが考えられると記してきたが、今週、筆者想定どおり上昇した場合は22,200円~22,500円での日柄調整が優位と見ている。
(なお、11月SQは高値指向となるのではないかと見ており、下落しても買い方の回転の効く下落となる気配がする。このあたりは日々の先物・オプション手口を注視していく)