出来高もまずまず多く立ち直りが期待されるが、足元の価格帯は9月のもみ合いの後、下放れた価格帯であり、来週は水曜のFOMCを前に様子見気分が広がりやすいと見ている。
仮に来週初めに続伸したとしても、直近高値を結んだ上値抵抗線(27,100ドル付近)を超えることは難しいのではないかと見ている。
それは昨日記したとおり、FOMCでの利下げがあってもなくても、いったんの材料出尽くしを想定しているからだ。
なお、タイトルに記したとおり、ダウと日経平均の関係に微妙な変化が見て取れる。
これまでは、ダウが安くとも、小幅上昇であっても時間外の日経平均先物はダウに比べて高く返って来ていたが、昨晩については、ダウ+148ドル高に対して、CME日経平均は大引けの日経平均に対して+16円高にとどまっている。
これは、米国市場が始まる前の時間外に日経平均(CMEや先物)が約90円下落していたため、発射台が低くなったことが要因として挙げられる。
ただ、ダウ先物も同様に下げていたが、日経平均よりも底堅い-50ドル安程度であった。
この米国市場が始まる前にダウ先物よりも売られていた事実や、それを差し引いても時間外の日経平均に生じていた直近の強さが昨夜は見られなかったことは、微妙な変化が生じていると捉えるのが相当と考えられる。
つまり、ダウの停滞を尻目に上昇していた日経平均からの資金移動が起き始めているのかもしれない。
詳しい考察は明日に予定している「今週及び今後の日経平均予想」に譲るが、仮に筆者の想定どおりとするなら、来週の日経平均はFOMC及び日銀会合を経て、直近の短期上昇トレントが下向きに変化する転機と可能性が考えられる。