2019-10-30

空売り比率と売買代金急増に要注意※追記あり(10/30)

--相場所感及び先物・オプション手口(10/30)より続く--

本日の日経平均は-131円安・22,843円と8営業日ぶりに反落と、筆者予想どおりの展開となった。

また、N-D倍率(日経平均÷ダウ平均)は、昨日の0.848から0.844へと低下し、こちらも筆者の予想どおり、日経平均がダウの下げ幅を超えて下げてきた。

これでN-D倍率のピーク感が出てきており、今後、仮にダウが上げても、日経平均はダウの上昇ほどには上がらず、ダウが下がれば、日経平均はダウ以上に下落する可能性が高まっている。

目指す方向性については、前ページ(相場所感及び先物・オプション手口)に記したとおり、やや複雑になる予感がする。

ダウの日足チャートは、短期上昇トレンドの下限を維持しているものの上昇期間が長く、上ヒゲが目立ち、伸び悩みを感じさせるものとなっている。

ただ、今夜(日本時間早朝)のFOMCのシカゴFEDウオッチにおける利下げ確率は97.3%と大多数が利下げを想定しているものの、筆者は(昨日記したとおり)予想外の金利据え置きの可能性もあると見ている。

昨日記した理由の他にも、米10年債の直近の動きは利下げを織り込む形で下げておらず、むしろジリ高傾向にあることから金利据え置きの可能性もあり得ると見ており、FOMCの結果にかかわらず為替の動向は所期反応のみで市場に与える影響は限定的であるような気がする。

むしろ、短期的には週末の米雇用統計及びISM製造業景況指数に左右されるのではないかと見ており、ここで良好な数値が出た場合には、ダウのもう一段の上昇もあり得るし、期待に反する結果となれば下離れが明確になるの可能性が高いと見ている。

いずれにせよ、11/4(月)の東京市場の休場を狙った上下どちらかの仕掛けが用意されていると見ている。

なお、個人的には下放れを想定しているが、本日の「空売り比率」が48.9%と急増していることと出来高(売買代金3.37兆円)が非常に多い点が非常に気になる。

最近の空売り比率急増後に5日線を回復した場合には思いがけない上昇を示現する例が多く、本日の分足から22,900円を超えて推移した場合、本日の大商いの買い方がプラス転換するため買い優位になる可能性がある。

このことから、仮に明日、5日線をカバーしてくる場合には週明け(もしかしたらSQ手前まで)もう一段・二段の上昇が続く可能性もあることから、大型金融イベント前の売り決めにも注意が必要と見ている。

※20:40追記
外れるかもしれないが、現時点では先物・オプション手口及び上記からはSQ近くまで上の可能性も捨てがたく、難しい。雇用統計後にダウが上値抵抗線を越えてくるかが焦点であるが・・・、東京の月曜休場が悩ましい。

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