2019-10-31

相場所感及び先物・オプション手口(10/31)

相場所感


本日の日経平均は、利下げを好感したダウ平均の上昇により、+83円高・22,927円高で引け、昨日割った5日線を再度取り戻した。 

なお、注目のFOMCは0.25%の利下げとなり、筆者憶測の「金利据え置き」とはならなかった。

ただし、先行きの金利政策については「必要な行動をとる(will act as appropriate)」を削除し「適切に見極める」に書き替えており、利下げ休止を示唆していることから、この点をトランプ大統領は懸念し、先日、株価浮揚のため米中協議の進展をほのめかしたのではないか?

なお、18:30現在、ダウ先物が直近高値から-100ドルほど急落し、日経先物も22,800円と約-120円急落している。

要因は米中協議ネタのようであるため一時的な下落にとどまると思われるが、ダウの寄り付きまでに回復できず、昨日の上昇を失った地合、ダウのチャートが苦しくなる。(詳細は後刻アップする後段で)

先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)


データの集計方法 → こちら

ABNアムロのオプション手口を検証する。

コールオプションについては足元の価格から遠い価格帯を売り越し、足元の価格帯を買い越しているが、規模的には売り越幅が大きく、本日の段階では23,000円を大きく超える上昇は想定していないように見える。

プットオプションについては売り買い交錯となっているが、やや買い越し(ロングプット)の手口が優勢である。

日経平均が上昇したために逆張りに出た可能性もあり、明日の手口でどちらかの方向に傾くか注目している。

先物については以下の表のとおりである。


やはりゴールドマンサックスが昨日に続き-1,129枚と比較的大きく売り越している。

一昨日までの上昇局面では一貫して買い戻しを続けてきたが、2日連続の売り越し、しかも上昇局面での売り越しは明らかな変化であり、高値到達と見ている可能性がある。

また、買い方のソシエテ・ジェネラルも-1,612枚を売り越しており、再度、利益確定売りを重ねてくるか。

昨日の下落局面で-2,279枚と大口で売り越した野村證券は、本日の上昇局面では664枚買い越しと売り買い拮抗となっている。

昨日のFOMCで、パウエル議長の口から利上げ休止が明確に示唆されたことに驚きを持った。ダウは115ドル高と利下げを好感して急上昇したが、この点について未消化の可能性もあり、今夜のダウ平均の動向が注目される。

※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定
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