2019-11-13

株・為替ともに下向きの流れになりやすい?※追記あり(11/13)

本日の日経平均は、上海・香港を始めとするアジア株の大幅下落の影響を受け、-200円安・23,319円と前日の上昇分を失った。
 
時間外に入ってからは、アジア株安の流れが欧州株へと引き継がれ、ドイツ・DAX指数は一時-1%を超えて下落した。
 
日経先物も18:40に23,160円安値をつけ、日経平均の大引け値から-150円安まで売られた。
 
19:30現在はテクニカルリバウンドに入っており、日経先物は23,220円と安値から60円戻している。

さて、日経平均の大幅安の震源地の一つとなった上海総合指数の日足チャートを見てみる。
 
本日の上海株は、昨日の安値で下げ止まったものの、終値は僅かに安値更新となっている。

出来高はやや増加しており、日足の実体部分が昨日より長くなった分、需給は悪化していると見る。
 
明日の焦点は、二日連続で下ヒゲを引いた下値抵抗線を守ることができるかどうかにある。

チャート上に点線で引いた平行ラインであるが、この抵抗線は昨年秋から何度となく下げ止まりや上げ渋りとなった節目の価格である。
 
したがって、下値抵抗線よりも上から始まった場合には割る可能性は少ないと思われるが、仮に米国市場が下落し、下値抵抗線から下放れて寄りついた場合は、抵抗線から上の買いが重石となって急落となる可能性がある。
 
今夜の米国市場については、25時のパウエル議長証言に市場がどう反応するかが焦点となっている。
 
昨夜のトランプ大統領の講演が注目されたが、米中協議については新味のない内容であったことから、パウエル議長証言も同様に新味のないものになると思われ、どちらかと言えば利益確定売りの言い訳にされそうである。
 
ダウの日足チャートも、昨夜は前日終値と同値の高値圏での十字足となっており、現時刻20:00現在と同じく-100ドル程度下放れて寄りついた場合は売り優勢になりやすいと見ている。
 
また、ダウの5日線は前日終値から45ドル下にあることから、下放れて始まった場合は5日線の攻防となるが、パウエル議長証言が想定どおりだった場合には5日線を維持するほど買い方が勢いづくことは難しいと見ている。
 
ただ、売りたたくほどの材料にもならないと思われることから、ダウは-100ドル安程度で踏みとどまる可能性はあると見ている。
 
日経平均についても、筆者の週間予想どおり、下げても11/5安値の23,090円が週内の下値目処と見ている。
 
問題は、チリでの開催を断念したAPEC首脳会議を来年1月に米国での開催が検討されていることだ。
 
おそらく、1月米国開催で決まるものと思われ、米中首脳会談も1月まで順延ということになろう。

・・・と、すると当分の間は市場を前向きに動かす材料が乏しく、米中両国の牽制が強まることが予想され、株・為替ともに下向きの流れになりやすいと見ている。

※23:00追記
年内の幻のSQ値23,637円超えは難しくなったと感じるが、25日線は来週には23,800円台まで上昇し、直近の窓埋め22,860円や6週線とほぼ合致する。仮に、来週、この付近まで下落してくれば打診買い水準と見ている。  野村の先物売りの大きさから、そこまで下げる確信はないが、・・・だからこそ、もう一段の下を見ることも想定したほうが良いと思われる。
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