また、本日の安値は23,062円と、筆者が日曜にアップした週間予想で記した今週の下値目処23,090円と合致するなど予想どおりの展開となっている。
テクニカル的にも、日経平均は5日線、ポリンジャーバンド+1σともに割っており、11/9高値23,591円を高値に短期下落トレンド入りした可能性が高く、目先はテクニカルリバウンドも考えられるが、少なくとも本日の安値が今回の調整局面の安値にはならないと考える。
ダウは昨日92ドル上昇し、前日の十字足を上抜ける「包み足」となった。
包み足は、上値期待を感じる足ではあるが、直近のもみ合い圏の範疇であり、上抜けサインと見るためには、直近5営業日のもみ合い圏を明確に上抜ける必要を感じる。
MACDは上昇余地を残しているが、やや上向きの勢いが衰えており、直近のもみ合い継続か、いったん下に振れる可能性を感じる。
続いて、本日の上海総合指数であるが、三角保ち合い下放れから3日連続で下ヒゲで下げ渋っている。
何がそれを決するかと言えば、トランプ米大統領の対中関税姿勢である。
折りしも、昨夜、トランプ大統領から「自動車および自動車部品に対する関税発動」について間もなく決断するとの発言があった。
市場予想は「判断先送り」が多いようであり、判断先送りとなれば上海株を含む世界の市場はリバウンドの動きに入ると思われる。
筆者予想は、判断先送りの場合であっても、判断日を12/15の対中関税の追加発動に合わせてくるか、発動日を12/15とするといった決断によって圧力をかけてくるのではないかと見ている。
(発動日を12/15としても、12月に開催されるであろう米中首脳会談の後、先送りするといった取引が考えられる)
日本から米国に輸出される自動車への追加関税は、9月の日米貿易協定の席上で、締結貿易協定が誠実に履行されている間は発動されないと安倍首相が大統領に確認しているが、あくまで安倍首相の記者会見での発言であり、トランプ大統領は横で聞いていたのみで肯定も否定もしておらず、日本とて25%関税の対象に含まれると見るのが順当だろう。
判断期限は11/14と本日になっているが、果たして本日中にトランプ大統領から発表があるかどうか?
本日中に発言があれば市場予想どおりとなろうが、仮に遅れて金曜の米国市場大引け後の発表となった場合は要注意である。
なお、日経平均の調整範囲は、通常の押しであれば直近の上昇幅の38.2%押しの22,700円~22,800円となり、昨日筆者が想定した22,860円とも符合するが、これらの価格帯を下抜けた場合は22,000円前半までの下押しも想定される。