2019-11-15

相場所感及び先物・オプション手口(11/15)

相場所感


本日の日経平均は、ドル円の下げ渋りや米クドローNEC委員長の「米中は合意に近づいている」発言などを受けて前日・前々日の三桁の下落に対する買い戻しが優勢となった。

日経平均の終値は、+161円高・23,303円、5日線には20円届いていない。

また、トランプ大統領が11/14の判断を言明していた「自動車関税発動」についての発表はなく、材料不足の感が歪めない。

今晩の米国市場の大引け後や土日のトランプ砲、香港情勢等の週末リスクに一応警戒しておくのが良いと考える。

先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)

データの集計方法 → こちら

ABNアムロのオプション手口を検証する。

コールオプションについては、本日も24,000円を中心に大口コール買いを入れている。

筆者の日々集計では23,875円~24,250円のコールオプションが4桁の建玉となっており、24,000円コールについては4,600枚余とかなり多く、ABNの大口投資家は日経平均の上値追いにかなり自信を持っているようだ。

ただし、来週の月曜日には23,300円を中心とした6本値の残高が公表される見込みであり、11月SQ日以前に建てた(プットを含めた)オプション枚数が明らかになるため、公表結果を注視ししている。

一方、プットオプションについては4桁の買い(ロング)はないものの、3桁の買いを足元の価格帯から下方に満遍なく入れてはいるが、コール買いとのボリューム比較では手口が薄く、ABNの大口投資家はコール買い建玉に見るとおり上値指向と思われる。

本日の先物手口及び建玉残については以下の表のとおりである。

注目している海外投資家は買い優勢ながら、買い越し枚数は1,000枚以下と少なく、本日は様子見姿勢であったと見ている。

なお、ゴールドマンサックスは-991枚を売り越し、一時縮めていた建玉の売り越幅を再度広げている点に注目した。

ゴールドマンの大口投資家は、直近の上昇相場には乗れておらず空売りの買い戻しに迫られており、ここからの動きとしては玉の建てやすさから下方向を歓迎するだろう。

また、-17万枚を超える売り越しの野村證券は、本日1,494枚を買い戻している。

おそらく本日の上昇は、寄り付きが下振れたことから野村の売り手が買い戻しに動いていたことも一役買っていたと推測する。

総評としては、ゴールドマンが買い越しに転じ始めるか否かに注目していたが、本日の寄り付き下落からの上昇局面で売り越しに動いており、来週は調整ムードが漂うかもしれない。

※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定
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