また、前ページの「先物・オプション手口」にて考察したとおり、先週までの買い方・売り方の手口に変化が出ており、これが明日以降も続くようであれば、需給の転換点となる可能性がある。
香港情勢では、日本時間午前に「立てこもりの理工大生に警察が実弾使う」とのニュースが入ってきたが、香港・ハンセン指数は1.35%の大幅高となった。
大幅高の要因としては、先週末からハンセン指数が直近安値を結んだ下値抵抗線タッチから反発の兆しがあり、この下値抵抗線が作用してのテクニカルリバウンドと見ている。
直近の小勢波動では、8月始めの安値から5波動の上昇後、A波動の下落を経てB波動の修正波の途上にあり、B波動の終了後は最終下落波のC波ら向かうものと見ている。
なお、25日線の26.910ポイントが上値抵抗として意識され、B波の終了点になると見込んでいる。
また、上海総合指数は0.62%の上昇の陽線となったが、前日・金曜の陰線を僅かに下回る鯨幕となっており、出来高も前日より薄いため、依然として下抜けの懸念が残っている。
日経平均については、11/5の23,090円を始点とする一団の固まりから抜け出しておらず、引き続き高値圏でのもみ合い継続となっている。
直近の出来高も日経平均の上昇にもかかわらず低下していることに加え、上述したとおり売り方によるロスカットが出始めている気配があり、個人的には指数の上値追いには慎重になっている。
テクニカル面でも、9日RSIは50%台へと低下してきたものの、ダウの9日RSIは3日連続で99%と高止まりしており、ここ数日述べているとおり下落への警戒が必要な局面が近づいていると見ている。
筆者の予想が的中するとしたら週後半には動きが出てくると想定している。
仮に、下落に移行した場合には、最初は緩慢な下落となるが、途中から値幅を伴う急激な下落となる可能性があることから、値頃感での押し目買いには警戒が必要と見ている。