2019-11-01

目先は下値模索の可能性が高い※追記あり(11/1)

--相場所感及び先物・オプション手口(11/1)より続く--

本日の日経平均は昨夜のダウ平均が-140ドル安と三桁の下落となったことから、日経平均も寄り付きは-200円を超えて下落したが、こそダウ平均並みに下落したものの、その後は売り方の買い戻し(おそらく昨夜の空売り筋の買い戻し)により徐々に値を上げ、大引けは-76円安・22,850円まで戻した。

したがって、本日のN-D倍率は昨日比0.02上昇したが、欧州時間に入ではダウ先物50ドル高に対し、日経先物は-40円安で推移しており、N-D倍率も高値圏でのもみ合いとなっている。


ダウ平均分析


昨夜のダウ平均は短期上昇トレンドの下限を割るが、下ヒゲで再度下値サポート線まで戻している。

一定の強さは感じるものの、直近高値を結んだ抵抗線に頭を抑えられての下落であり、また出来高も相応に積まれていることから頭打ちのサインにも見える。

また、高値圏での下ヒゲでの下値サポート線への回帰は、9月のもみ合い局面と同一であり、この時は翌々日に下値サポート線を割り込み、調整期間に入っており、今回も同様の経過を辿る可能性がある。

昨夜はトランプ大統領が米中協議についてのポジティブツイートを行ったものの米国株は反応しなかったことや、一昨日のFOMとC今夜の雇用統計、ISMと一連の大型経済イベントの通過により、今後は材料難が考えられ、上値追いよりも直近の上昇に対する調整に入るのが相応と見ている。

日経平均分析


日足は陽線となったものの、窓空けでの5日線割れとなっており、出来高も3兆円超えの大商いとなった水曜日をビークに明らかな減少傾向にあり、日経指数も水曜日の陰線の終値の僅か2円上と、大商いの買い手のほとんどが含み損で週を終えた。

また、MACDはシグナル線を下抜く兆しが継続しており、上値追いよりも弱含みの環境が整いつつある。

加えて、チャート形状がダウ平均同様に9月の高値保ち合いから下落に転じた場面と相似しており、目先は下値模索の可能性が高いと考えられる。

なお、個人投資家の逆張り(売り)により日経平均は下がりにくいとの声もあるが、同時に個人投資家の買い遅れ焦燥感も漂っており、手練の海外投資家はこれらの心理を巧みに操り相場を操縦してくると見ている。

今後の日経平均予想等については、今夜の米国株及び日経先物の動向を見て、週末に再整理する。

※23:20追記
ダウ+220ドル高・27,266ドルに対し、日経先物は+90円高・22,940円と出遅れが著しい。先物市場(時間外取引)でこれだけ出遅れているのは珍しく、先物・オプション市場では日経先物(日経平均)を上げさせたくない筋の力が大きいと推測する。ダウのここまでの上昇は想定外だが、終値を見てから再考察する。


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