だ、朝方はアジア・欧州株高により上昇で始まったものの、利益確定売りに押されて一時は-100ドル安まで売られてからの買い戻しとなり、日足は高値圏での十字足と雰囲気的にはあまり良くない。
また、前日の米中協議の合意観測で上げた+220ドル高への追随買いに対しては利益確定売りで反応したものと見られ、合意観測の上げ幅が220ドル高にとどまった点は米中ネタでの材料不足を感じる。
米国市場の引け後(?)に中国が合意したとのニュースが流れているが、報道の範囲では中国の合意も本意とは隔たりがあり、第2段階の合意への道はさらなる難航が予想される。
ダウ平均の日足チャートでは、いったん短期上昇トレンドから下放れたものの、再度上を指向してきているが、中期トレンドライの上限を上抜くには日柄不足を感じる。
米国市場についても、そろそろク市場参加者がクリスマス休暇入りする時期が近づいており、ここから上値追いしていくことは考えにくい。
目先は、直近のもみ合いレベルの27,740ドル~28,200ドルのレンジでのもみ合いと見ている。
来週12/23週の前半はレンジ高値圏のもみ合い、その後週末に向けては弱含む場面もあると思うが12/20米国市場のSQ通過までは底堅く推移すると見ている。
SQ以降はレンジの下方に向けての動きになると予想しているが、いずれにしても、もみ合いの範疇であり大きな下落はないと思われる。