2020-01-17

日柄調整が進行中か?(1/17)

1月17日(金)の相場概況

本日の日経平均は、ダウ平均の267ドル高やドル円の110円台復帰を支援にすることが出来ず、108円高と物足りなく引けた。

週末要因もあるとは思うが、直近の2月決算発表が思っていたより芳しくなかったことが要因にあると感じる。

ただ、日々、「先物・オプション手口分析」にて先物・オプション手口等を紹介しているとおり、本邦證券筋の空売りの買い戻しの好需給や米国株高を背景に日経平均は堅調に推移している。

本日を含め今週の日経平均がダウに比べて総じて見劣りする結果となったのは、上述の決算発表結果に加えて、直近の23,000円割れ・高値からの1,000円安の後遺症が残っていると見ている。

日柄調整が進行中か?

左図の日経平均CFD240分チャートに見るとおり、23,000円割れからの1,000円幅の上昇に対しての日柄調整の不足が想定される。(ファンダメンタルズに余程の強さがない限り、調整は最小でも上昇時間と同時間が必要)

では、なぜ米国株は強く、日本株は弱いのかの疑問が沸くが、大きく下がったのは東京時間のザラバであったのに対し、米国は時間外市場であり、米国株の寄り付きではかなり値が戻っていたためダメージの深さが異なるからと考える。

日経平均の今後については、24,200円台に急伸した後に折り返すならば、ある程度の値幅調整が来ると考えられたが、足元では24,000円がらみでの日柄調整に入っており、今週動いた値幅±100円でのもみ合いと見ている。

流れから見て、来週初めは9日RSIの上昇から弱含む場面があるかもしれないと見ている。

スポンサーリンク
counter