理由としては、日足チャートでは、25日線を割り込んで引けたが、直近でも25日割れから早期に復帰して上昇に向かっており、今回も同様の経過を辿る可能性がある。
この見方を補強するものとして、25日線は上向きを維持しており上昇トレンドにあることが挙げられる。
また、本日の先物手口を見ても、海外勢の目立った売りはCスイス・バリバの2社であり、Cスイスは利益確定売りの範囲であり、野村経由のベア型ETFの買いと思われる売りが目立っている。(依然としてベア型ETFの含み損は継続していると思われる)
加えて、本日の先物手口の内訳では、直近の急落・急騰時と同じく買い方のソシエテ・ジェネラルがミニ売り・ラージ買いを繰り出しており、差し引きではラージ買いの枚数が大きく、反発での値幅取りの可能性がある。
- 注) 先物・オプション手口はブログ「先物・オプション手口」にい日々紹介している。こちらはコメントを最小限にしているため、概ね18:30~19:00にはアップしている。
また、注目すべきは先物ミニは2月限を買い越し・3月限を売り越しと期近を買い越しており、目先は反発を見込んでいるように見える。
これらのチャート面及び先物手口面から、ここからさらに下落していくというよりは再度24,000円までの戻りまたは最良シナリオでは24,200円~24,500円付近までの上昇があると見ている。
ただし、本日から決算発表が出始めており、1/31が前半の山場となることから、2月相場入りから上下どちらかの方向に動いていく可能性があると見ている。
なお、本日の日本電産の決算発表を受けて指数がどう動くかも判断の1つとして注目している。
※19:40追記
強弱の目安として、明日の日経平均が6週線(本日の終値ベースで20,894円、日経平均が想定どおり上昇すれば20,910円)を超えて週を終えることができるかどうかも判定基準となる。