○ダウ平均予想
週末金曜のダウ平均は、前日比ほぼ変わらずで寄りついたが、月曜休場を控えた利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯し、下ヒゲ陰線で引けた。
MACDに陰転の兆しが現れており、やや不穏さを感じる。
足元、金曜終値の直ぐ下に位置する5日線が休場明けには29,400ドルと上方に推移するため、ここを上回ることが出来るかが焦点となり、5日線を上回ることができない場合、いったんの下押しが懸念される。
ただし、週足は直近で押し目をつくった後だけに、下げても25日線・29,000ドル付近(足元の価格から400ドル下方)、または25日線直下の窓埋め28,800ドル付近でいったん下げ止まる可能性があると見ている。
したがって下げた場合の下値目処は29.000ドル~28,800ドルと見ているが、今週は4営業日のため売りも買いも力が入らず、5日線と25日線の中間となる29,200ドルを挟んだもみ合いとなる可能性もある。
○日経平均予想
週間予想で使用している日経平均CFD日足チャートによる波動カウントでは、先週も記したとおり24,115円を上回ることが出来ずに下落したため、足元の波動は(5)-2が進行中か、依然として(4)-cが継続中の2つの見方ができる。
個人的には23,000円を割ることなく推移し、(5)-1進行中か、(5)-2完了から(5)-3に移行の可能性もあると見ているが、確定にはもう少し時間の経過を待つ必要がある。
なお、日足チャートは先週木曜の記事に記したTOPIXの日足MACDの陰転の可能性が濃くなっており、25MAと5MAのデットクロスも近づいている。
また、日経平均日足チャートにおいても、指数が5日線を下回っており、25MAと5MAのデットクロスも予想され、NT倍率の修正による日経平均の下落も考えられることから、今週は弱い動きになると予想される。
弱気の見方をした場合には、N波動をつくって22,000円近くまでの下落も想定に入るが、ダウ平均が強い動きを続けており、米国市場を取り巻く環境に大きな変化がない限り、現時点での日経平均の値幅調整は杞憂に終わる可能性が強いと見ている。
そのような想定の根拠としては、日経先物の建玉は依然として買い方優位に進んでおり、下げたところでは金曜の先物手口に見るように、すかさず売り方の買い戻しが入っている。
また、買い方のソシエテも下落局面でのミニ売り・ラージ買い、上昇局面でミニ買い戻し・ラージ利益確定売りを繰り出し、高ボラティリティを利用した値幅取りの手口となっており、買い越し建玉10万枚水準を依然として維持している。
したがって、ソシエテを始めとした買い方が明らかな先物ラージ売りに転じない限り、下落も短期にとどまると見ており、買い方が大規模な利益確定売りを出すのは楽観局面をつくった後と見ている。
今週の日経平均については、ダウ平均の休場明けを待つ、実質水曜からのスタートとなり、週前半は週末のCME日経平均終値の23,530円を挟んだもみ合いか、やや弱含みで推移すると思われるが、週央から週末にかけてはダウ平均の値動きに一喜一憂する神経質な展開になると見ている。
レンジ想定は、高値目処は23,750円、安値目処は75日線・23,460円または窓埋めの23,400円と見ているが、23,400円を割れた場合は、来週月曜の東京市場休場に際して売り仕掛けが入り、休場明けには2/4終値23,084円試しとなる可能性がある。
なお、現時点での筆者のその後の見通しとしては、再来週後半に23,100円付近で目先の調整を終了し、24,115円を上回る上昇に入ると見ている。