今週の日経平均予想
週末のダウ平均は筆者想定のとおり下落継続となり、週末の各種報道では新型肺炎の発症者の増加が目立っており、実体経済への悪影響懸念が高まっている。
今週の東京市場は月曜休場となっており、(明晩のダウ平均次第ではあるが)おそらくダウ平均は昨日アップした記事のとおり推移し、休場明けの日経平均はギャップダウンで始まるものと思われる。
ただ、週末のダウ平均が29,000ドルを割れて引けたものの、週末のCME日経平均は23,200円と想定していた23,000円付近よりも上に位置しており底堅い印象を受ける。
これは為替が円安で推移しているためであり、円ベースでの日経平均は引き続き弱含みながらも底堅く推移すると見ている。
毎週、週間予想で使用している日足ベース(小勢波)での波動カウントについては左図のとおりとなる。
筆者の感触では、小勢波動のa-b-c修正波は2/3の23,775円を以て終了し、足元は(5)-2の修正波が進行中と見ている。
この見方が正しければ今週の下押しは23,775円を割ることなく(または割ったとしても一時的で)、(5)-3の推進波に移行すると見ている。
今後、(5)-2のボトムから(5)-3の上昇と(5)-4の下落を経て、(5)-5のピーク24,300円~24,700円 (中心値24,500円)に達すると見ている。
したがって、今週の日経平均については、(5)-2の下値を探る展開と見ており、浅い下押しのケースでは2/4終値の23,084円が下値目処と想定される。
ただ、週末の新型肺炎をめぐる報道はかなり悲観に傾いており、不安心理の増幅は避けられない可能性があり、23,084円を割り込んだ場合は、23,000円~22,800円が下値目処になると見ている。
なお、ダウ平均の第二下値目処は昨日の "ダウ平均予想" に記した価格帯と見ており、これに対応する日経平均は22,800円付近に当たることから価格合理性もあると見ている。
したがって、今週の日経平均の下値目処については、23,100円~22,800円、上値目処は23,450円付近と見ている。
(ただし、現実的には23,000円を大きくは割り込まないと見ており、下値は22,900円前半となる可能性もある)
なお、ボトム形成は今週末または来週始めと見ており、騰落レシオやRSI(9)が機能すると見ている。
リスクシナリオとしては、可能性は小さいと見ているが22,800円を割り込んできた場合は、既に第5波が終了した可能性があり、下値リスクが増大する。
中期の日経平均予想
週足ベースでの中勢波動については、足元では第3波の上昇波動にあると見ている。
この見方が正しければ第3波のピークは24,300円~24,700円 (中心値24,500円) が想定され、日柄的には3月中旬の米国市場SQがピーク時期に当たると見ている。
第4波の修正波動は約2,000円程度と見ており、第3波の高値が24,700円ならば22,700円、第3波の高値が24,300円ならば22,300円までの下落余地があると見ている。
時期的にも、2月末から3月初めにかけては新型肺炎の収束期待で上昇し(売り方の踏み上げを誘い)、3月期末が近づくにつれ、1~3月期決算に想定以上の減益の可能性が高まり、買い方の利益確定売りが嵩むと見ている。
また、直近高値を超えたことによる個人の強気買いや3月期末の配当優待権利取り目当ての買いの振るい落としが起きると見ている。
日経平均は、4月中旬~下旬にボトムを打つと思われるが、東京市場はGWの休場が迫ってくる頃であり、個人が買いを躊躇している間に大きく戻す可能性があると見ている。