2020-02-04

全値戻しも? 過去の24,000円天井打ち暴落時との違い※追記あり(2/4-その2)

2018/1/26の24,129円から2ヶ月で約4,000円の下落、2018/10/07から3ヶ月で5,500円の下落時と今回の1/17・24,115円からの下落が似ており、三尊天井形成の危惧もあることから、今回も20,000円~21,000円までの下落があるかもしれないとの懸念がある。

確かに価格上は似ているが、決定的な違いは週足にある。

昨年の二回の暴落のケースでは、6週線と13週線のデッドクロスにより価格が26週線を割り、下落に拍車をかけている。

今回の場合、足元においては6週線と13週線のデットクロスには至っておらず、仮に今週末の日経平均が月曜の安値である22,775円まで下落したとしてもデッドクロスは示現せず、26週線も下回ることがない。

よって、週末の米雇用統計で波乱がおき、来週のダウ平均が下落し、日経平均が大きく下落しない限り、少なくとも昨年と同等の規模の大暴落が発生する可能性は少ないと見ている。

なお、先ほどアップした記事に追記したとおり、ダウ先物が夕刻に想定していた以上に強く推移している。

今夜のダウ平均がダウ先物の勢いを維持しギャップアップで寄り付き陽線引けするか、足元の価格帯で寄り付き28,800ドルを明確に上回って引けるのであれば、ダウ平均のトレンド転換の可能性が生じる。

そうなれば日経平均も6週線と13週線のデッドクロスが回避される可能性が高まり、23,500円で停滞することなく、今週にも1/17の窓埋め23,600円を果たし、米雇用統計に波乱がなければ来週前半に23,800円~24,000円到達もあり得ると見ている。

※23:20追記

なお、本日もTVニュースの冒頭で亡くなられる方の急増が伝えられていたが、現時刻現在では治癒者の伸びが大きく、収束に向けた兆しが感じられる。中国の統計の信信憑は薄いとの声もあるが他の信頼すべき数字がない限り、この数字が市場を動かすと見ている。

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