今週の日経平均予想
週末・金曜のナイトセッションでのCME日経平均の値動きに注目していたが、CME大引けは20,425円と週末の日経平均終値に対し約320円の下落となっており、ギャップダウンスタートが濃厚であり、足元の新コロナウィルス禍による不安感の前では週末の流れを引継ぐことが予想され、反発力も乏しいと思われる。したがって、今週の日経平均についても週初は続落がメインシナリオになると見ている。
ただし、現状においては値ごろ感からの買いは入りにくくものの、昨日のダウ平均予想に記したとおり、今週のダウ平均については、目先はもみ合いながらも自律反発を試す展開になりやすく、日経平均も買い戻しの手が入りやすいと見ている。
日経平均の目先の下値目処については先週からの予想値20,000円~20,300円に大きな変更はない。
この水準は昨年6月及び8月安値と重なることから、いったんの下げ止まりが見込める価格帯である。
また、20,000円水準は心理的な節目であるとともに、25MAからの乖離率は-12%超と2018/12/25の終値19,155円の際の-12.20%と肩を並べることからも自律反発のタイミングとなる可能性が高い。
なお、2018/12については、翌日・翌々日合わせて1,000円近く急騰した後に3営業日には大きく売られ、再度19,000円割れを試したものの、底打ち確認から上昇波動再開となり、4ヶ月で3,000円を超える上昇に結びついた。
このことからも、日経平均20,000円接近を契機とした自律反発の可能性は高いと見ている。
したがって、今週の日経平均のレンジは下値目処が20,000円±200円、上値目処は20,700円と予想している。
ただ、2018年同様に大底となる可能性は低く、反発は明日の日経平均が示現するであろう窓埋めを上限とした短期的な自律反発にとどまる可能性があり、その先については慎重に見ていきたい。
今後の日経平均予想
日経平均の週足チャートは、昨日点検したダウ平均の前週のローソク足が前々週のローソク足に包まれた陽線であるのに対して、前々週のローソク足から下放れた陰線となっており、ダウ平均に劣後した動きが予想される。
今週の日経平均が2018年12月同様に反発のタイミングとなる可能性はあるが、週足の状況からは、仮に筆者想定どおり週半ばで反発となってもそのまま上昇を続けていくかどうかは慎重に見ている。
今週の週足が下ヒゲ陽線となった場合は2018年12月と同様の経過を辿る可能性もあるが、そのためには足元で先物売りを展開している海外勢の需給転換が必要となるが、空売りの急増ペースや日柄・値ごろ的に見て、しばらく売りを継続する可能性が高いと見ている。
その理由の1点は、SQの存在であり、今週末に東京市場、来週末に米国市場のSQを控えていることから、足元のモメンタムが継続しやすいと見ている。
2点目の理由として、筆者の推測どおりSQ安となるならば、3月末の配当権利取りに向けた思惑が働きやすいと見ている。
(詳細を書くと長くなるので、推測どおりに動いてきた段階で稿を改めて記すことにする)
3点目として、(1点目と重なるが)ゴールドマンはTOPIX先物売りを強めていることがヒントとなる。
国内證券筋の相場解説としては20,800円処の日経平均PBR1倍を下値目処として挙げていたが、今週は日経平均のPBR1倍を割れて推移する可能性が高いことや、ゴールドマンのTOPIX先物売りから考えて、日経平均ではなく、TOPIXのPBR1倍水準を目標に空売りを強めている可能性がある。
TOPIXのPBR1倍は1387ポイント前後となり、TOPIXの週末終値1471ポイントから目標値の水準は約6%下方となり、日経平均では19,500円前後が見込まれ、この水準は2018/12/27の窓埋め水準である19,650円とも重なることから理論的にあり得る水準である。
したがって、日経平均は足元の下落波動が19,500円付近または総悲観が高まった場合は、オーバーシュートにより2018/12/26安値の18,948円まで下落する可能性も考えられる。
なお、サブシナリオとして、週足チャートにプラン②として付記したとおり、目先52週線・22.100円付近まで反発し、その後、19.000円まで下落するパターンを想定している。
(大勢として、今回の下落が20,000円を大きく割れた場合はプラン①、20,000円前後で反発した場合はプラン②と見ている)
いずれにしても、変化は先物手口に現れると見ており、引き続き海外勢の先物手口に注目していきたい。
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