2020-05-17

今週及び今後の日経平均予想(5/17)

先週の週間日経平均予想では「上値目処は20,360円~20,500円で週初~週央に達する(中略)、下値目処は週末にかけて19,800円付近」と記した。

結果、5/12(火)に高値20,457円、安値は5/15(金)の19,902円とほぼ筆者予想どおりの展開となった。

また、今後の予想として「今週の高値から1,000円を減じた価格が下値目処になり急反転」と記した。

現時点においても、引き続き同様の見方を維持しているが、多少変化している点もあるため、順を追って考察していきたい。


日経平均の日足チャートを見ると、足元の価格は25日線と75日線に挟まれた位置にあることから、両移動平均線からの買い圧力と売り圧力が拮抗しており、ここでの上下動は方向感ず定まらない目先の需給による動きになりやすい。

したがって、いったん強いモメンタムが発生した場合は行き過ぎた動きになる可能性がある。

また、目先の方向性については、昨日アップしたダウ平均週間予想に記したとおり、米国株は週初下落のタイミングと見ており、日経平均も米国株の動きに追随した下押しになると見ている。

日経平均のテクニカル面においても、日足MACDが緩やかながらシグナル線を下抜いて推移しており、ヒストグラムについても陰線は2本目となっており、下落余地がある。

また、直近の日足はGW休場明けの約900円急騰に対する調整局面となっているが、短い値幅でのジリ安にとどまっており価格面での調整未了感を感じる。

したがって、調整完了位置としては5/7-8に空けた窓埋めの19,674円達成が待たれるところと見ている。

加えて、先週末段階の25日線も19,661円に位置していることから、この19,600円は来週の下値目途として有力と考えている。(ただし、場合によっては翌週に続落となる可能性がある。詳細後述)

次に日経平均の週足チャートから方向性を考察する。

筆者が日経平均の強気見通しを維持している理由として週足の強さが挙げられる。

3月中旬以降の戻り局面において、何度か下押す場面にあっても6週線(緑色の移動平均線)が上昇をサポートしているのが見て取れる。

また、MACDは依然として強い上向きを維持しており、上昇角度に明らかな異変が生じない限り、日経平均の上昇トレンドは継続すると見ている。

なお、足元の6週線は19,748に位置しており、5/7-8に空けた窓や25日線ともほぼ一致していることから節目として機能すると見ている。

加えて、5/14(木)23:00近辺に日経平均先物が19,610円安値をつけていることも19,600円台が節目と想定する理由である。

時間外につけた先物安値については、先物やオプションの取引実績があるため(仕掛けを入れているため)、それらの回収(反対売買)のために現物取引時間に再度見に行く習性があることから、この習性に立って考えれば19,600円でのもみ合い、または19,600円を割る展開もあり得ると見ている。

殊に、23:00という時間は米国市場の現物取引時間であることから、米国株においても日経平均19,600円に相当する価格帯まで価格を引き下げたい思惑が広がる可能性もある。


また、日々観測している先物・オプション手口においても、ABNがプットオプションの買いを20,000円から19,750円に引き下げていることや、ゴールドマンの先物手口が売りに傾いていることから、目先は象徴的な水準である日経平均2万円割れを明確に下回る下落局面を演出する可能性は高いと見ている。 


(逆説的に言えばABNの20,000円プット買い・コール売りが減少すれば、かなりの確度で日経平均が上に向かう可能性が高く、今後の推移と週明け月曜の定期残高報告の数値を確認したい)

これらのことから、今週の日経平均のレンジについては、下値目途は週央から週末にかけて19,600円付近、上値目途については週初に上げてくれば20,200円~20,300円と見ている。

なお、米国株の変化日を昨日記したとおり5/19-21と予想しているが、サブシナリオとして後ろズレした場合は、下値目途の日柄については5/25週前半、価格は19,600円から一段安の可能性がある点を念頭に相場動向や先物・オプション手口を注視していく必要がある。

なお、日経平均及びTOPIXの一目均衡表では6/17~18が重要変化日となっており、6月メジャーSQと一致することから、この日柄までは上昇が続く可能性が高いと見ている。

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