2020-05-23

上値の重さを意識か?:来週のダウ平均予想(5/23)

昨夜の米国市場は、ダウ平均-8.96ドル安(-0.04%)、S&P500は0.24%高と前日比ほぼ変わらず、ナスダック総合指数は0.43%高とやや強い動きとなったが、ナスダック指数は前日に他の指数に比べ下落幅が大きかったことからの反動高と見られ、大勢としてはまちまちの展開となった。

なお、昨日はアジア・欧州株が軟調に推移したことから、3指数ともに序盤は軟調に推移したものの、売り込む材料もないことに加え、米国市場は月曜休場を控えていることから、売り方による買戻しにより値を取り戻したという雰囲気である。

出来高も今週・月曜のダウ平均の911ドル高では大きく膨らんだものの、その後は低調な商いが続き、昨夜はまた一段と薄商いとなっていることからも、売り方のポジション調整(買戻し)主体であったと推測される。

ダウ平均の日足チャートにおいても、月曜の大幅高で75日線に頭を抑えられたまま上抜くことができておらず、需給の重さを感じさせる。

また、仮に今週、月曜の勢いが続き75日線を超える動きとなっていたならば、25日線が上向きに変化し、75日線に接近または上抜くことができたと思われるが、月曜の終値24,597ドルを上抜くことができずに週を終えたため、25日線と5日線の乖離が広がっている。

そのため、上昇トレンドへの移行サインである主要移動平均線の順序は、上から順に5日線・75日線・25日線と25日線が75日線の下方に位置する逆相関から抜け出しておらず、今しばらくもみ合いが続く可能性が高いと思われる。

これらのことから、来週のダウ平均の見通しについては、積極的な買い材料が出現しない限り、今週の高値24,718ドルを上抜くことは難しく、もみ合いながらも次第に上値の重さが意識され、徐々に下を試す展開になりやすいと見ている。

ただ、ナスダック総合指数の移動平均線については上から5日線・25日線・75日線と正相関を実現していることから、大崩れもしにくいと想定している。

なお、ダウ平均の下値目途については5/18(月)の大陽線の始点となる24,050ドル付近、昨日の終値から約450ドル下方と見ている。
 
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