ダウ平均は165.44ドル高(+0.62%)・27,005.84ドルと3日続伸。S&P500も0.57%高の4日続伸。
ただ、ナスダック総合指数は0.24%高と、ダウ・S&P500に比して力強さが欠ける値動きとなった。
やはり、ナスダックに関しては日々述べているとおり、ポリンジャーバンド+2σで頭を抑えられ、足元は+1σと+2σの間でのもみ合いとなっている。
果たしてこのまま+1σ~2σでのもみ合いとなるか、下を見に行くかが焦点となる。
足元では、前々日の大陽線の勢いが強く、下げにくい状況となっているが、+1σでのもみ合い期間がやや長く、今夜のナスダックが強い陽線とならなかった場合、明晩の週末の立会では利益確定売りが出てくる可能性があるチャートとなっている。
仮に今晩または明晩(おそらく明晩)に+1σ割れとなった場合は、スッと基準線まで下落しやすい見ている。
その場合には週末要因もあり、ダウ・S&P500も連れ安すると見ている。
とりあえず今般のナスダックが、昨晩、精彩を欠いた分、力強く上値を取ってくるか否かに注目している。
なお、東京市場休場の本日も、日経平均CFDは取引されており、18:45現在、22,800円付近と先週末比+50円高で推移している。
CFD240分足では、昨日の記事をアップした際の状況から変わっておらず、三角保ち合いの頂点に向けた動きとなっており、保ち合いを下抜ければミニ・三尊天井を形成し、上放れれば調整完了からの上昇につながる。
仮にこのまま22,700円~22.800円でのもみ合いで東京市場休場を乗り切るか、もしくは堅調な展開となれば、足元でゼロラインから上を目指そうとこ頃見ているMACDが上向きに転じることから、休場明けは強い相場が続く可能性がある。
一方、米国市場が軟調となった場合には、22,500円、22,300円の順に下値を試すことになると思われ、MACDも目先は直近の高値+60に対する-60まで低下すると思われる。
なお、今後の展開としては、仮に東京市場休場に際しての売り仕掛けが生じたとしても小規模かつ短期的なスピード調整で終了し、8月SQの8/14までは強い展開が続くと見ている。
価格的には休場明けに22,200円程度まで調整した場合の上値目処は8月SQ周辺にて23,500円が目処となり、下げても22,500円を下回ることなく反発の展開に入るならば同時期に24,000円到達の可能性があると見ている。
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