足元のダウ平均は、直近2年間で最も出来高の多い価格帯の下端に位置している。
3月安値からの上昇の勢いで、この価格帯出来高の厚いゾーン上抜けを図ったものの上端で打ち返されており、出来高の重みからヤレヤレ売りにより上値を抑えられたと言えるだろう。
週足の各移動平均線を見ても、52週線・26,348ドルに頭を抑えられており、また、13週・26週線が52週線の下方に位置する弱気フォーメーションにあることから、いったん下値を試して移動平均線の出直りを待つことになると見ている。
なお、直近でも持ち堪えている25,000ドル近辺が下値抵抗線となっており、ここを割ってくると、利益確定売りやリスク回避の売りが嵩み、23,000ドル~24,000ドルに向かうことが予想される。
週足・一目均衡表においても、直近高値からの調整は厚い雲の上端に抑えられたものであると見ることができる。
足元の厚い雲が急速に薄く変化するのは8月末となり、昨日記したG7開催と重なる。
なお、雲は8月末~9月中旬にかけて薄い状態で下降することとなり、需給的にも雲抜けを果たし、上昇転換しやすい時期と見られる。
したがって、ダウ平均の今後については8月中旬~下旬までの間に、押しが浅い場合で24,000ドル前後、深押しとなった場合は23,000ドル前後までの調整になり得ると見ている。
なお、目先については急落があっても暴落には至らず、方向感のない値幅取りのもみ合いが続く可能性があると見ている。