下図の週足チャートのとおり、直近2年間の出来高(もみ合い地点)は21,500円~22,000円が多く重なっている。
また、週末時点で52週線が21,747円に位置していることから、21,500円~22,000円は21,747円を中心とした±200円のゾーンを形成しており、相応の下値支持力があると見ている。
6/15に21,529円ザラバ安値から反発し、その後も高値圏での膠着を続けているのも、このもみ合いゾーンでの買い手が支えているためと思われる。
ただ、昨日記したとおり、ダウ平均のチャートが弱く、米国株は短期調整に入ると見ており、思わぬ下押しになった場合は出来高の多い価格帯下限・21,500円を割ってくることが考えられる。
この強い支持帯を割り込んだ場合は、リスク回避の売りが一斉に出てくることが予想され、次の節目となる20,500円まで一気に下落する可能性がある。
なお、20,500円を割った場合には、今年3月~5月にもみ合った19,000円~19,800円が次のターゲットになりやすい。
日経平均も8月下旬が転機か?
ただ、今後の米国株の見通しについては昨日記したとおり、G7が開催される8月下旬が転機になると見ており、日柄的には現在から2カ月足らずであり、目先の膠着はもう少し続く可能性があるため、調整の日柄はさらに短縮となる可能性がある。したがって、(可能性は小さいと見ているが)日柄を考慮した場合、値幅調整の下落エネルギー不足から21,500円~22,000円での日柄調整から上昇転換するケースと、現時点では想定されない悪材料により、一気に2万円大台割れとなる2,000円幅の急落の2通りを想定しておく必要があると見ている。
なお、悪材料とは言っても、所詮は海外勢の大がかりな売り仕掛けであり、日々の先物・オプション手口に兆しが現れると見ており、引き続きこれら手口を注視ししていきたい。
(ゴールドマンが先物の買いを積むかに見せながらも、なかなか積んでこない点やソシエテの先物買い・プット買いなど、波乱の芽はがなくはない)
ただ、目先的には今週末が東京市場のSQ、来週末が米国市場SQとなることから、本格的に動き出すのは再来週の7/20週になる可能性があると見ている。
また、7/23-24は東京市場が週末2営業日休場となることから、海外勢の仕掛けの対象になりやすいことも懸念材料となる。
今週の日経平均予想
先週段階では東京都知事選明けから感染者増加を材料に下落の可能性があると記したが、一足早く先週・金曜の段階で感染者増が伝えられたものの、一時的な下落にとどまり、ザラバ中に買い戻された。このことから、今週、ザラバでの急落があっても買い戻される可能性が高く、ジリ安基調ではあるが、値幅を伴う下落が続く可能性は少ないと見ている。
また、今週末が東京市場のSQであることからも、大きくは動かし難いと思われる。
これらのことから、今週の日経平均レンジは下値目処21,800円~21,900円、高値目処は22,500円~22,600円と見ている。
なお、順当に推移するなら週央が安く、その後は先週末の終値である22,300円~22,400円付近まで戻し、週の終値は先週末比で小安い22,200円前後と予想している。