2020-07-06

本格上昇と見るのは早計?(7/6)

・相場概況

本日の日経平均は、東京市場の寄り付き前からダウ先物がスルスルと上昇したのをきっかけに、先週末の先物ナイトの終値比でギャップアップで寄りついた

その後も、先物主導による売り方の踏み上げを巻き込んで407円高の大幅高となった。

今週・来週の日経平均については下値は限定的と見ていたが、ここまでの上昇は想定外であったが、本格上昇と見るのは早計? (詳細後述)

・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら
(本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)




注目のゴールドマンは785枚買い越しと値幅ほどには買っておらず、ほぼ様子見状態となっている。また、売り買いは売り2,319枚・買い3,104枚と上昇の主導権は持っていないと見られる。

買い方のソシエテは-2,345枚売り越しと、この上昇の中、利益確定売りを出している。なお、売り買いは共に5万枚程度と高水準ながら、直近では6万枚程度となっていたことから、本日が特に多いということもない。

なお、Cスイスが4,920枚買い越しとなっており、金曜ナイトが-682枚売り越し、本日の日中で買い越しとなっており、Cスイスが上昇の主因であった可能性が高い。


・ABNアムロのオプション手口集計


 → こちら 


・今後の日経平均予想

 冒頭にも記したとおり、今週・来週の下値は限定的と見ていたが、ここまでの上昇は想定外であった。

日経平均をけん引したのはダウ先物であることから、再度、米国株(ダウ平均)の上昇の可能性を1時間足チャートで点検する。

6/11に空けた窓が上値抵抗ラインとして機能しており、目迫は窓の下端及び直近で頭を抑えられた26,260ドルを超えることができるかが焦点となる。



仮に26,260ドルを超えた場合は26,650ドルが次の焦点となるが、直近のMACDは+100が上限となって頭を抑えられており、一気に上抜けるのは難しいと見ており、26,300ドル台でのもみ合いが上限となるのではないかと予想している。

さて、本日の日経平均は前述のとおり大幅上昇となったが、売り方が出ることなく、上昇を容認したことも事実である。

上昇を容認した材料を敢えてさがせば、東京都知事選での現職の圧倒的勝利は織り込み済ながら、「第三極」の勢力が弱く、想定される秋の解散・総選挙においても与党勢力の安泰がイメージされたのではないか?

さて、本日の相場を点検すると、日経平均は25日線を上抜けたが、TOPIXは25日線を上抜けておらず、本日の大陽線が反転の合図となったと見るのは早計か?

むしろ、5日線と25日線に挟まれたレンジ内での急変動きと見るのが妥当と思われる。
また、今週末の東京市場のSQに向けて、高値でSQを通過させたい買い方の意向が働いたとの見方もできると思われる。

この見方が的中するならば、SQは22,500円または22,750円を上回って決まる可能性があり、高値は22,850円近辺まで想定されるが、個人的にはそれほど強くないとの見方を継続している。

ただ、SQ週だけに、理外の高値安値の可能性があるため、今夜以降のダウ平均がどこまで値を伸ばしてくるか、または値を縮めてくるかを見極める局面と見ている。

スポンサーリンク
counter