2020-08-29

徐々に下押しまたはスピード調整?:来週のダウ平均予想

昨夜の米国市場は、ダウ平均は161.60ドル高(+0.57%)・28,653ドルの3日続伸。

S&P500は0.67%高・3,508ポイントの7日続伸となり、初めて3500ポイントを上回っての大引けとなった。また、ナスダック総合指数も0.60%高と反発し、終値での史上最高値を更新した。

ダウ平均のポリンジャーバンドでは+2σまであと少しの上値余地を残しているが、S&P500やナスダック総合は+2σにほぼ達しており、ここからは反落を警戒する局面にあると見ている。

また、ダウ平均の一目均衡表では、雲上限との上方乖離が進んでいることに加え、雲下限の変化日が近づいていることも、いったんの利益確定売りなよる反落が想定される。



このほか、RSI(9)はダウ平均は82.80%、S&P500は90.42%、RSI(14)はダウ平均73.60、S&P500は80.03%と、ともに買われすぎの80%を圏内に入っていることも、ここからの上昇には慎重にならざるを得ない。

したがって、来週の米国市場(ダウ平均)については、上値の重さから徐々に下押しとなることが想定され、場合によっては値幅を伴うスピード調整となる可能性がある。

なお、スピード調整となった場合は、すかさず反転するボラタイルな値動きを想定している。

目先二週間程度の下値目処は27,500ドル~28,000ドル。週末終値から600ドル~1,100ドル安と見ている
スポンサーリンク
counter