2020-09-13

今週及び今後の日経平均予想(9/13)

 ◎ダウ平均予想(補足)
まずは昨日のダウ平均予想にて添付できなかったダウ・ポリンジャーバンドから見ていく。


予想については昨日の記事のとおりであるが、足元で-1σで下げ止まっており、ここからは目先戻しはあっても基準線28,000ドル付近で押し戻され、いったんは-2σ割れを試す可能性があると見ている。

ただし、直近の下げ幅が大きいことや今週末の米MSQを控えて-2σのバンドウォークの下落に発展する可能性は低いと見ており、MSQ前に自律反発となるか、またはMSQ後に買い戻されると見ている。

したがって、ダウ平均の下値目処としては75日線・26,849ドル、7月のもみ合い水準・26,500ドル付近とみている。


◎日経平均予想

先週の日経平均についてはダウ平均の大幅安にもかからわず意外にも堅調な結果となったが、東京市場のMSQ絡みの動きと見ており、今週は筆者想定どおり米国株安となれば日経平均も追随する動きを見せると予想している。

ただし、先週の堅調によって、もみ合いレンジが切り上げられていることから、下値は限定的と見ている。

仮にダウ平均が筆者予想の75日線までの下落を試すとしたら、先週の終値から約780ドル下方となることから、日経平均は300円~400円安の23,000円付近までの下落が想定される。

(ダウ平均が75日線で下げ止まらない場合は、3月の暴落時と同じ-2σのバンドウォークとなる可能性が高くなるが、もし、そのような暴力的な下落があるとすれば9月下旬~10月初旬であり、足元ではいったんは下げ止まると見ている)

なお、日経平均・一目均衡表では9/16に雲のネジレが生じる予定であり、週前半に下押しとなれば9/16前後の週半ばに反発となる可能性が高い。



ただ、その後については直近のレンジである23,000円~23,500円の往来相場の中で、次の展開を探る動きになると見ており、24,000円を狙うのは時期尚早と予想している。

今週の日経平均のレンジについては、メインシナリオとして週の前半安23,000円~23,100円 → 23,500円~23,600円の後半高、サブシナリオとしては高低真逆の週・前半高23,500円~23,600円 → 23,000円~23,100円の後半安の展開を予想している

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