本日はクルマの試乗に出かけたため仔細記述の時間が乏しく、簡略となりますことご容赦を…。
◎今週の予想
日経平均日足チャートを見ると、6月から狭い値幅でのレンジ相場が継続している。
10/2のトランプ陽性ショックで急落継続かとも思ったが、すぐさま持ち直し、先週は23,500円を奪回した。
しかしながら、この上昇はレンジ内の動きにSQでの買い仕掛けによるものと見ており、依然としてトレンドは発生していないと見ている。
この6月からのレンジ相場は、海外勢が上下いずれにも仕掛けていないため、米国市場の上昇に合わせてジリ高レンジが形成されたものと思われる。
また、6月以降の投資主体別売買動向では海外投資家は現物を大幅に売り越しており、先物はやや買い優勢ながら売り買い拮抗(買い優勢となっているのは現物売りのヘッジ?)となっており、値幅取りに終始していると見ている。
したがって、米国大統領選がもう少し近づくまでは売り買いの仕掛けは出にくいと想定しており、目先は日足のレンジ内での動きが継続する可能性が高い。
これらのことから、今週の日経平均のレンジは下値目途が25日線が位置する23,300円~23,400円、高値目途はレンジ上限の23,700円台と予想している。
なお、週の動きとしては先週の上限タッチから反落のリズムにあると見られることから、今週は弱含み週になると予想している。
◎今後の予想
日経平均週足チャートで見ると、6月以降のもみ合いは3月安値からの上昇に対する調整のヨコヨコとなっており、6週線及び13週線がサポートとして機能している。
したがって、目先は6週線・23,350円、ここを割れても13週線・22,800円が下値サポートになると見ており、上向きの26週線の上昇を待って再上昇開始となる可能性が高いと見ている。
ただし、6月からのもみ合い局面での海外投資家の現物売り・先物買いの傾向が見えることから、先物売りよる現物買いの局面をつくってくる可能性も十分に考えられる。
そのように考えていくと、大統領選後に海外勢が先物の売り仕掛けを入れてくる可能性が否定できず、足元の膠着での売り買いは慎重に見ていくことが必要があり、次のトレンドを見極める局面と見ている。
なお、個人的には上述のとおり、どちらかと言えば大統領選後は売りとなるのではないかと見ている。
ただし、これも相場を牛耳っている海外勢の指先次第であり、現時点で決めつけることは難しい。トレンド発生を待つのが賢明と思っている。
※20:40追記
日経平均は来年28.000円~30,000円を目指すと見ているが、現時点では、このまま上昇するよりも、大統領選~年内にかけて振るい落としの下落が訪れる可能性が高いと見ている。