2020-10-12

目先下押しも直近レンジ内に収まる?(10/12)

・相場概況

・日経平均  23558.69 -61.00
・TOPIX     1643.35 -4.03
・出来高    8.5億株 
・売買代金  1.74兆円 

・RSI (9)日経平均 54.03
TOPIX    41.64

・RSI(14)日経平均 57.35
      TOPIX    51.42

・騰落レシオ 116.96
※9/31終日取引停止日を休日として算出

・本日の先物・オプション手口集計・考察

データの集計方法の詳細 → こちら
 (本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)

・先物手口

注目のゴールドマンは1,404枚買い越しと買いを積む一方、Cスイスが-2,306枚売り越しと売り建玉を拡大しており、明日以降、両者がどちらに寄せてくるかに着目している。

なお、ソシエテは売り買い交錯。



・ABNアムロのオプション手口

先物・オプション手口集計(先行更新)  → こちら 

  24,000コールを943枚買い越しと買い姿勢を強めている。
ただし、オプション市場は全般的に出来高低調であり流れをつくるかは不明


・今後の日経平均予想

 
まずは先週末のダウ平均の動きから今週の動向を予想する。

ダウ平均については、引き続き25日線の下向きが継続しているが、連騰により、やや横向きに変化している。

仮に火曜の大引けまで昨夜の終値を維持することができれば、25日線は上向きに変化することが想定されることから、週初の動向が注目される。


ちなみに短期的な過熱感を測るダウのRSI(9)は70%近辺と過熱感の入り口にあり、もう一段の上昇の可能性はあるが、もみ合いまたは反落の可能性もあり得る読み難い局面となっている。

筆者想定では目先5日線28,247ドル付近(金曜終値から-340ドル安)までの下落はあり得ると見ており、今週は5日線での底堅さを確かめつつ、5日線タッチから次の展開を見定める週になると見ている。

本日の日経平均については上下に短いヒゲを持つコマ足となった。

また、TOPIXは5日線割れとなっており、次は日経平均がTOPIXを追いかけて5日線割れを示現すると見ている。

ただ、5日線のすぐ下には上向きの25日線が控えていることから、週半ばまたは週末までは5日線と25日線の間で揺れ動く展開が想定される。


なお、週内に25日線を割れた場合は弱含みに注意を要する一方、25日線をサポートに下げ渋りを見せる場合は週末の米国市場が見せる方向に引きずられる展開(週末の米国か強い動きとなれば再び上、週末に下げればもう一段の下げ)を予想している。

いずれにせよ、もうしばらくは昨日アップした週間予想で示した直近もみ合いレンジを大きく下放れる動きにはなりにくいと見ている。

※23:10追記
現時刻、序盤の米国3指数は、ともに高騰。ボリンジャーバンド+2σのバンドウォークの可能性も生じており、今夜の結果を見て再考します。

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