2020-10-07

SQ波乱となる可能性も?(10/7)

・相場概況

・日経平均  23422.82 -10.91
・TOPIX     1646.47 +0.72
・出来高    9.3億株 
・売買代金  1.93兆円 

・RSI (9)日経平均 52.34
      TOPIX    50.77

・RSI(14)日経平均 46.54
      TOPIX    48.66

・騰落レシオ 120.60
 ※9/31終日取引停止日を休日として算出

・本日の先物手口

データの集計方法の詳細 → こちら

先物・オプション手口集計(先行更新)  → こちら 
 





・ABNアムロのオプション手口


・今後の日経平均予想

 ダウ平均は筆者想定どおり大幅下落したものの、日経平均は-150円安で始まったものの徐々に買い戻され、前日比-10円安まで下げ幅を縮小しての大引けとなった。(詳細後述)


日経平均について記す前にダウ平均の1時間足チャートを検証し、今後の動きを予想する。

昨夜の終値は少し前のWボトムを形成した際の上値の節目位置となっている。



今後の予想としては、チャートに付記したとおり、いったん反転上昇した後に次の上値の節となる28,000ドルで頭を抑えられた後に昨夜の終値でもみ合うか、続落するかのどちらかと見ている。

(昨夜の終値からの続落も視野に入れていが、18:30時点でダウ先物が200ドル高となっていることから、この線は薄い)

なお、予想線(矢印)は時間軸を短縮しているため、実際の時間軸とは異なっている。

いずれにしても、目先、29.000ドルを回復する可能性は低くなっていると見ている。

さて、日経平均についてであるが、冒頭に記したとおり、ダウ平均の大幅安にもかかわらず前日比変わらず付近まで戻しており、ダウ平均との連動性が薄れている。

想定される可能性として、日経平均がが意外投資家の物色圏外となっていることと、今週末のSQを睨んでいることが考えられる。

実際、先物手口は売り買いともに目立ったポジション増減が少なく様子見姿勢の継続となっている。

ただ、この中立的な動きが今後も継続すると考えるのは疑問であり、遠からずどちらかの方向への保ち合い放れが生じると見ている。

本日の先物手口ではソシエテが10月限先物ミニを-26,911枚(ラージ換算2,691枚)の利益確定売りを出しており、SQ前の当月限圧縮は波乱の可能性を示唆しているように見える。

また、ABNアムロのオプション手口も、上値追いには消極的な手口と建玉になっているように見え、SQでの波乱があってもおかしくないと見ている。

仮に、SQで波乱があった場合、その動きが中期的な動きにつながる可能性があり、警戒を要する。

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