2020-12-05

12/14週及び今後のダウ平均予想(12/5)

昨夜の注目点であった米11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回ったものの、失業率が低下したことなどから売り急ぐ向きはなく、ダウ平均は4日続伸の248ドル高・30,218ドルと心理的節目の30,000ドルを上回って引けた。

雇用者数が市場予想を下回ったことは、先のADP雇用統計により概ね織り込んでいたと見られ、直近の好需給に基ずく買いが優ったと見ている。

ただ、ポリンジャーバンドでは+1σを上回ったものの依然として+1σの攻防の範囲であり、安心できるものではないと感じる。

また、ポリンジャーバンドの両端が収縮を始めている点に注目している。



月曜以降、価格が上昇を継続すれば+2σは再度上向きに転じると思われるが、もみ合いから下落に転じた場合はバンドの収縮が始まる可能性がある点に注意したい。

移動平均線では、5日線を明瞭に上回ってきているが、直近のもみ合い期間が長いため、売り圧力と買い圧力とが拮抗した状態と見られ、日替わりでの需給反転も想定される。


これらのことから、12/14週のダウ平均については、基本的には高値もみ合いながらもジリ高が続くと見ているが、きっかけ次第では上下どちらかに放れる可能性のある難しい局面と見ている。

なお、ダウ平均週足チャートでは、3月からの上昇トレンドが継続しているが、足元の高値はレンジ上限に近づいており、レンジブレイクならぱ上となるが、個人的にはレンジ継続の可能性が高いと見ており、レンジ下限の27,000ドル付近に向けた調整が相当と予想している。


反落のタイミングが焦点となるが、通例であれば、目先は反落があっても、すかさず取り戻す持ち高調整の堅調な展開が続き、12/18の米国市場メジャーSQが転機となる可能性が高いと見ている。

ただし、引き続き大統領選出の不透明感やコロナウィルスによる経済活動の制限、地政学リスクの台頭などが懸念され、上述のとおりチャート的にも、上下どちらにも大きく動く可能性があるため、相場の急変に警戒すべき局面と予想している。

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