・相場概況
日経平均 26787.54 +353.92
TOPIX 1768.38 +13.46
出来高 13.3億株
売買代金 2.81兆円
・RSI (9) 日経平均 67.81
TOPIX 63.49
・RSI(14) 日経平均 76.52
TOPIX 66.05
・騰落レシオ 110.12 *
◎昨日11/30分
注目のゴールドマンは本日の日経平均の上昇に対しては350枚の小口買い越しと、様子見姿勢となっている。
Cスイスは3,022枚の買い越しと、前日の売り越し-2,473枚を超える買い戻しとなり、本日前場の上昇を主導か?
一方、前日に+5.994枚を買い越したソシエテは-3,022枚の利益確定売りとなってとなっており、相場巧者ぶりを示している。
野村は-1,188枚の売り越し。
・ABNアムロのオプション手口
コール2750を大口買い。
プット26250は小口積み増し。
・今後の日経平均予想
目先の予想として、ダウ平均1時間足チャートから29,800ドルを捉えれば30,000ドル達成の可能性があると見ていたが、足元の時間帯にてダウ先物が30,000ドル達成間近となっている。今夜のダウ平均が30,000ドルを超えて引けるかどうか、また超えた場合にはどの程度の価格帯で引けるかが焦点となる。
昨日から本日にかけての日経平均は、昨日の寄付きで27,000円には届かなかったものの-450円の下落後の翌日に下落を取り戻す、日曜に記した " オプションの攻防により乱高下" の展開となった。
また、昨日の日経平均は金曜にアップした日経平均CFD240分足に図示したとおり、40EMAタッチからの上昇となった。
240分足チャートでは、セオリーどおりの反転となっていることから、日経平均は目先的には本日の大幅に対する揺り戻しが想定されるも、大勢は上昇継続となり、おそらく週内にも27,000円に到達する可能性が高いと見ている。
(27,000円到達後は27,000円~27,200円でのもみ合いに移ると見ており、流れ的には来週末の東京市場MSQまでは高値が続くと見ている)
ただ、相場概況に記したとおり、騰落レシオが来週火曜あたりに120%を超えることが想定されることから過熱感からの急落警戒が必要となる。
また、米国の中東姿勢にかかる地政学リスクを始め、FRBの金融緩和に対する姿勢の変化、12月14日に行われる米国大統領選の獲得選挙人による投票結果の行方(←再来週でした)、感染者増大に歯止めがかからず経済活動に制限が加えられる流れとなった場合には、東京市場MSQを待つことなく大きく下落する可能性があることから、過度の楽観に対して警戒すべき局面に入ると見ている。
※22:20追記
記載を失念していた点がある。日経平均の大幅上昇に対しTOPIXの上昇幅が小さく、本日は5日線に3ポイントほど届いていない。
また、日足MACDもシグナル線を下回っており、明日以降、この点が解消されるかどうかも焦点となる。