今週の日経平均予想
先週末の米雇用統計は、市場予想の64.7万人増加に対し、91.6万人増加の上振れとなった。
3月平均時給(前月比) は市場予想の0.1%増に対し、-0.1%減と下回ったものの、時給の低下にもかかわらず雇用者数の増加が見られたことは、雇用環境の堅調さを示唆していると見られる。
ダウ先物も、短縮取引(前日夜間にあたる22:30終了?) のためファーストレスポンスにとどまるが、雇用統計を好感して+156ドル高となっており、月曜の東京市場を始めとするアジア市場はギッャプアップで始まるものと思われる。
また、日経平均CMEは30,050円と金曜の現物225終値に対し+200円高で時間外取引を終えており、月曜の日経平均の寄り付きは30,000円大台を意識して始まることが想定される。
仮に30,485円の戻り高値をつけた3/18終値30,216円を上回るか、近い価格で引けた場合には、翌日以降、30,485円を上抜く態勢に入ると見ている。
一方、30,216円が射程に入らない引け方となった場合には、3万円の値固めが必要になると見ている。
なお、月曜に30,100円台に乗せて引けた場合には、30,216円に届かなくとも、火曜日以降に上抜く可能性が生まれる。
これらのことから、今週の日経平均の予想レンジは下値目処が29,800円~29,950円、上値目処は30,300円~30,500円と予想しており、足元の勢いからは週末付近での3/18高値奪回の可能性があると見ている。
※4/8(木)決算発表のファーストリテは、月初に発表された売り上げ速報(下図)からは底堅い内容が想定され、買戻しの動きが早まると見ている。
今後の日経平均予想(中期予想)
下図・日経平均週足チャートに見るとおり、昨年3月中旬の底入れ反騰以来、日経平均は6週線(緑色のライン)にサポートされている。
今回も、いったんは6週線を割れながらも、トレンドラインにサポートされて反転し、再び6週線を取り戻しており、反騰の流れに入っていると見ている。
なお、価格的には押しが浅いものの、MACDは3分の2押しから反転の兆しを見せており、全値押しを否定したとの感触を得ている。
TOPIX週足については、より明瞭に6週線(緑色のライン)にサポートされていることが、日経平均に対する強気の見方を補強している。
筆者の日経平均・波動カウントについては既出のカウントから変更はなく、目先は31,138円を目指し、達成後は軽い調整を挟んだ後、32,000円に向かうと見ている。
日柄については、順調に進展した場合、30,500円達成は今週末~今月中・下旬、31,100円乗せについてはGW明け、32,000円達成は6月SQ付近が有力と見ている。
なお、32,000円達成後は調整となるも深押しはせず、秋から年末にかけて34,000円を目指すと予想している。
また、昨年3月中旬からの上昇に対する調整については、直近の下落にて完了し、新たな波動カウントが始まった可能性がある。
この見方が正しければ、日経平均・TOPIXは深押しすることなく、1989年の38,957円高値を奪回する可能性が生じていると見ている。