2021-04-05

今後の日経平均予想(4/5)

本日の相場概況


本日の日経平均は、週末の米雇用統計の上振れを好感し、一時300円を超える上昇となったが、次第に今夜の米国市場の動きを見極めようとする様子見気分から上値トライは見送られ、235円高・30,089円で引けた。


東証一部の概況は以下のとおり。

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日経平均  30089.25 +235.25
TOPIX   1983.54 +11.92
出来高      9.7億株 
売買代金   2.09兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 69.65
           TOPIX    53.42  
・RSI(14) 日経平均 51.95 
          TOPIX    50.41

・騰落レシオ   127.68




今後の日経平均予想


まずは、本日の先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。

先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
    (本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)



注目のゴールドマンは、本日の上昇に対しては利益確定売りとなっているが、売り越し幅は-303枚と少なく、実質的な様子見といったところだろう。

Cスイスも-695枚の小幅売り越しとなっているが、ゴールドマン同様に米国市場の休場による手掛かり不足から、とりあえず売っておく程度の売りと見られる。

また、買い筆頭のソシエテは、全日で2.324枚と比較的大きめの利益確定売りとなっている。

ただ、本日の残高報告により、週末の残高が日々集計の残高よりも増加していることから、目先の利益を確定するポジション調整売りと見られる。



ABNアムロは、先物買い越しとなっているが、直近売り越しの買戻しの範囲となっている。

オプションについても売り買い交錯となっている。






今後の予想 


本日の日経平均については、ギャップアップ上昇からのもみ合いと、概ね昨日記した内容どおりの展開となった。

日足チャートでは、寄り付きと大引けがほぼ同値のため実体部分が細いコマとなり、上ヒゲを持つ十字足に近いローソク足となった。



高値圏でのギャップアップからの十字足ということで、坂田五法では弱気サインとなるものの、米国市場の休場という手掛かり材料難からは妥当なところと見ており、弱気サイン出現と見るには早いと思われる。

何より、MACDが強い上昇にあることを示唆しており、目先、もみ合いながらも上を目指すモメンタムは継続していると見ている。


なお、TOPIXは引き続き5日線と25日線がパラレルにせり上がる形状となっているが、上値抵抗線に近づいているため、やや上値が重くなっており、5日線がやや下向きに傾き始めている。



ただ、25日線は引き続き上向きを維持しており、5日線が25日線タッチとなった地点で反発に向かう可能性があると見ており、TOPIXについては、あと一段の下落となれば、そろそろ反発の糸口が見えてくる水準に近づいていると予想している。

なお、昨日の記事にて『月曜に30,100円台に乗せて引けた場合には、30,216円に届かなくとも、火曜日以降に上抜く可能性が生まれる』と記したが、本日の引け値は30,089円と30,100円をやや下回っていることから、逆説的には30,100円未達による下押しが懸念される。

だが、その差は10円余と誤差の範囲であり、ダウ先物は+200ドル高近辺を維持していることや、現時刻18:30には日経先物も30,100円に近づいていることから、引き続き。目先の流れから30,100円を上抜くことができるかどうかを注視している。

仮に30,100円を明確に上抜けられなかった場合にも、上優位いの流れは変わっておらず、30,000円または29,950円での底堅さを確認する局面と見ている。

なお、今週の日経平均の予想レンジは昨日記したとおり、下値目処が29,800円~29,950円、上値目処は30,300円~30,500円と予想している。


※19:30追記
本日の先物残高報告を受けての直近週間手口。ゴールドマン及びソシエテの日経225先物買い・TOPIX先物売りが相場の方向性と合致しているように思える。なお、野村を通じたの突出した買い注文が目を引く。

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