昨日、ダウ平均予想として「売り方の買い戻し優勢となりそうな雰囲気」と記したとおり、昨夜のダウはギャップアップ上昇で始まった後も堅調に推移し、360ドル高。34,282ドルでの大引けとなった。
ただ、5日線が目処と記した予想については外れ、昨夜のダウは5日線を越え、ローソク足は、ほぼ丸坊主の陽線と力強い動きとなった。
なお、出来高が減少していることから弱気に考えがちであるが、反転ポイントでは出来高増加となる場合もあるが、上昇初動にあっては疑心暗鬼から買いが入りにくく、売りも枯れており、上図に矢印でマークしたとおり、むしろ出来高が細る傾向にある。
したがって、突っ込み場面での出来高増加、価格の反発と出来高減少、5日線クリア、MACDの反発(上図では出来高を表示しためMACDは非表示)と反転上昇入りの条件がほぼ揃っていると見ている。
なお、現状では直近下落の半値戻し水準にあることから、月曜に3日続伸となれば反転4日目は押しても下ヒゲで返る可能性があるが、月曜に上値重く推移した場合は5日線までの下押しとなり、週央まで5日線でのもみ合い継続の可能性が生じる。
ただ、ダウ平均CFD240分足チャートでは、日足・5MAと240分・75MAがほぼ同位置にあり、240分・75MAが上向きを維持していることから5日線でのもみ合いは上方向にブレイクしやすいと見ている。
したがって、目先、弱含みとなっても75MA、下方では上向きを維持している200MAのサポートにより、反転上昇が続くと見ている。
5/17週の焦点としては、5/19(水)のFOMC議事要旨公表が材料視されるとみており、おそらく、週初にもたつきがあっても、FOMC議事要旨公表が安心感を誘うと見ている。
したがって、5/17週のダウ平均の予想レンジは下値目処が34,000ドル~34,150ドル、上値目処は34,700ドル~34,800ドルを予想している。
--
一方、昨夜のナスダック総合指数についても、昨日の記事にて「安値圏での底練り完了から反転上昇の気配を感じる」と記したとおり大幅上昇となった。
目先は25日線や75日線が抵抗となる可能性があるが、75日線は上向きを維持していることから上抜きしやすく、75日線付近でのもみ合いをこなすことによって、5日線が上向きとなって25日線ブレークを支援すると見ている。
また、MACDが安値圏でシグナル線とのゴールデンクロスの兆しが生じていることも、上昇トレンド入りを示唆していると見ている。
週前半については、上述の移動平均線との関係においてもたつく場面が想定されるが、ダウ平均同様にFOMC議事要旨公表が安心感を誘うと見ている。
今後のダウ平均予想(中期予想)
下図の週足チャートに見るとおり、依然として、昨年3月からの上昇トレンドが継続すると予想している。
インフレ加速懸念やFRBの緩和縮小が取り沙汰される局面にあるが、先週発表された経済指標を見ても濃淡がまちまちであり、今しばらくは、相場が過熱する局面での「口先介入」にとどまると見ている。
したがって、向こう1~2ヶ月程度については36,000ドル~37,000ドルを目指す展開を想定している。
ただ、期間内であっても、36,500ドルを超えて来た場合(トレンドライン上限を超えてきた場合)には、レンジの中間程度・34,000ドル付近 まで押し戻される展開になると予想している。