今週の予想
今週の日経平均は、5月相場の方向性を決める重要な日柄になりそうだ。
先週末の日経平均は、直近急落から切り返し、前日比636円高・28,084円での大引けとなった。
また、週末のダウ平均については、筆者予想どおり上昇となり、日経先物は28,280円と週末の現物終値比200円高で返ってきている。
これらの反発は、売られ過ぎからのテクニカル要因に伴う自律反発ではあるものの、ファンダメンタルズ要因もかかわっている可能性がある。
詳細は追って詳述するが、決算発表に伴い日経平均EPSが5/12(水)の1,685.48から翌5/13(木)の1,907.44へと急上昇しており、EPSの上昇(PERの低下)と売られすぎとが同時に発生したと見ている。
(決算発表については、引け後の発表も多く、おおよそ17:30以降に出揃うため、反応については、早くとも欧州時間以降になる)
なお、この日経平均EPSの上昇(PERの低下)については、5/12に決算発表があったソフトバンクGの連結純利益が4兆円超えとなる巨額の利益計上となったためであるが、持続性については疑問があり、額面どおり受け取ることにはリスクがある一方で、日経平均の割安性をアピールする一定のアナウンスメント効果はあると見ている。
また、金曜の決算発表を受けて、日経平均EPSは前日の1,907.44から1,950.31へとさらなる増大となった。
筆者予想のとおり、直近の日経平均の上昇に関わっているとすれば、月曜の日経平均は日経先物ナイトの終値28,280円を大きく超えて引けると思われる。
一方、日経平均EPSの上昇は既に織り込み済みであるか、または「買いたい弱気」による先物の売り仕掛けによって上値が伸びず、朝高の後、週末終値付近まで下押しとなって引けるリスクも存在する点は警戒が必要である。
ただ、昨日アップしたダウ平均予想のとおり、米国主要3指数は反転上昇に入ったと見ており、仮に週初にもたつく動きがあったとしても週央以降は反発継続と見ている。
なお、目先のトレンド把握に適している60分足(日経先物)は、先週末のダウ平均の上昇により、75MAを25MAを上抜いている。
また、今回の日経先物の下落時の中盤以降は、価格とMACDとの間にダイバージェンスが発生しており、木曜ナイトから金曜にかけての反発がMACDの底打ちであることを示唆している。
MACDの最安値は-200となっていることから、戻りを試す場合にはMACDは+200付近まで上昇する可能性があり、金曜ナイトのMACDからは+150の上値余地があると見られ、先週の急落時の値幅を当てはめた場合、足元の上昇波動は30,700円を目指していると推測している。
これらのことから、今週の日経平均の予想レンジは下値目処27,800円~28,000円、上値目処は28,800円~29,000円と予想している。
焦点としては、28,300円~28,400円の抵抗帯をクリアできるかどうかにあると見ている。
(日本人は気質的に下落局面では押し目買い、上昇局面では利益確定や空売り等の「逆張り」指向があるが、欧米人は「順張り」指向が強い傾向にあるため、米国株高に引きずられて、同抵抗帯をクリアしていくのではないか?と見ているが・・・)
先週末の日経平均は、直近急落から切り返し、前日比636円高・28,084円での大引けとなった。
また、週末のダウ平均については、筆者予想どおり上昇となり、日経先物は28,280円と週末の現物終値比200円高で返ってきている。
これらの反発は、売られ過ぎからのテクニカル要因に伴う自律反発ではあるものの、ファンダメンタルズ要因もかかわっている可能性がある。
詳細は追って詳述するが、決算発表に伴い日経平均EPSが5/12(水)の1,685.48から翌5/13(木)の1,907.44へと急上昇しており、EPSの上昇(PERの低下)と売られすぎとが同時に発生したと見ている。
(決算発表については、引け後の発表も多く、おおよそ17:30以降に出揃うため、反応については、早くとも欧州時間以降になる)
なお、この日経平均EPSの上昇(PERの低下)については、5/12に決算発表があったソフトバンクGの連結純利益が4兆円超えとなる巨額の利益計上となったためであるが、持続性については疑問があり、額面どおり受け取ることにはリスクがある一方で、日経平均の割安性をアピールする一定のアナウンスメント効果はあると見ている。
また、金曜の決算発表を受けて、日経平均EPSは前日の1,907.44から1,950.31へとさらなる増大となった。
筆者予想のとおり、直近の日経平均の上昇に関わっているとすれば、月曜の日経平均は日経先物ナイトの終値28,280円を大きく超えて引けると思われる。
一方、日経平均EPSの上昇は既に織り込み済みであるか、または「買いたい弱気」による先物の売り仕掛けによって上値が伸びず、朝高の後、週末終値付近まで下押しとなって引けるリスクも存在する点は警戒が必要である。
ただ、昨日アップしたダウ平均予想のとおり、米国主要3指数は反転上昇に入ったと見ており、仮に週初にもたつく動きがあったとしても週央以降は反発継続と見ている。
なお、目先のトレンド把握に適している60分足(日経先物)は、先週末のダウ平均の上昇により、75MAを25MAを上抜いている。
また、今回の日経先物の下落時の中盤以降は、価格とMACDとの間にダイバージェンスが発生しており、木曜ナイトから金曜にかけての反発がMACDの底打ちであることを示唆している。
MACDの最安値は-200となっていることから、戻りを試す場合にはMACDは+200付近まで上昇する可能性があり、金曜ナイトのMACDからは+150の上値余地があると見られ、先週の急落時の値幅を当てはめた場合、足元の上昇波動は30,700円を目指していると推測している。
これらのことから、今週の日経平均の予想レンジは下値目処27,800円~28,000円、上値目処は28,800円~29,000円と予想している。
焦点としては、28,300円~28,400円の抵抗帯をクリアできるかどうかにあると見ている。
(日本人は気質的に下落局面では押し目買い、上昇局面では利益確定や空売り等の「逆張り」指向があるが、欧米人は「順張り」指向が強い傾向にあるため、米国株高に引きずられて、同抵抗帯をクリアしていくのではないか?と見ているが・・・)
今後の予想(中期予想)
今週の予想にて触れた日経平均EPSの上昇(PERの低下)についての直近数値は以下のとおりとなっている。
ただ、直近の大幅上昇については、上述したとおりソフトバンクG(投資利益のため持続性は疑問)による押し上げ効果が大きいと見られるため、額面どおりには受け取れないものの、GW前の1,363円からは大きく上昇している。(変化率が高い)
また、足元のEPSについては今年度の業績を非開示とした企業が含まれていないか、または前期での算出と見られるため信頼性は低いものの、緊急事態宣言拡大による心理的な効果や、ワクチン接種が進むことによって、今後は感染者の減少が続くと予想されることから、これら非開示企業の業績見通しについてもポジティブな空気感が生まれ、日経平均を押し上げる可能性があると予想している。
暴落懸念は?
なお、足元の急落は依然として終息しておらず、再度、昨年3月と同規模の暴落への懸念も残っている。
先週末ナイトの終値を含むCME日経平均・週足にて検証する。
CME日経平均・週足においては、基準となる26週線にて下げ止まっていることに加えて、昨年3月については13週線・26週線・52週線が近接していたため、これらの移動平均線を一気に下回る急落により需給悪化が生じたものであるが、今回については各移動平均線の間隔が広いため、(手放しでの楽観はできないものの)足元のトレンドの延長としては発生しにくいと見ている。
(また、これまで記してきたようにGW休場~SQに向けての仕掛けであった可能性もあると見ている)
中期予想のイメージ
日経平均の中期予想については下図チャートのイメージを予想している。
目先、「今週の予想」に記した筆者想定どおり進展するのであれば、週内にも29,000円または29,000円手前まで上昇すると見ており、予想どおりに進展するのであれば月内にも日経平均3万円奪回の可能性があると見ている。
7月に入っては、上述した国内においてもワクチン接種が加速され、コロナウィルスへの懸念が緩和される一方、テーパリング(金融緩和縮小)については時期尚早感があることから、引き続き現行の緩和路線継続となり、日米株価ともに上値を目指し、日経平均は2/16高値・30,714円を超えると予想している。
2/16高値更新後は、これまでの弱気筋の買い戻しが加速し、日経平均は32,000円を目指す展開となり、最良のケースでは9月に33,000円~34,000円に到達する可能性があると見ている。
なお、この最良展開となるためには、海外勢の先物買いが必須であり、ゴールドマンやソシエテ等の日々の手口が買い越し基調で推移する必要がある。
(逆に言えば、ゴールドマンやソシエテ等の日々の手口が買い越しに傾いてきた場合には、この展開の可能性が高まる)
ただ、直近の大幅上昇については、上述したとおりソフトバンクG(投資利益のため持続性は疑問)による押し上げ効果が大きいと見られるため、額面どおりには受け取れないものの、GW前の1,363円からは大きく上昇している。(変化率が高い)
一方、上昇過程において、3万円大台固めに躓いた場合には、いったんの下押しとなった後に2/16高値・30,714円を少し超えた辺りで今回の上昇トレンドは終息する可能性があると予想している。