昨夜の米国市場は、筆者予想のとおり、前日に出遅れたダウ平均が買われ、前日に買われたナスダック・SP500が利益確定売りとなるリターンリバーサルの動きとなった。
また、後刻、ダウ平均が「100ドルを超えるギャップアップで寄り付いた場合は、25日線を超えての寄付きとなり、そのまま値を保つ可能性が高い」と追記したとおり、ダウ平均は+123ドル高と100ドル高を維持し、25日線を上回った。
なお、昨日の記事中、下記の誤記載があったため訂正します。
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【誤】ナスダック総合指数は75日線に頭を抑えられており、ダウ平均同様に足元でのもみ合いを経過した後に調整の流れに移ると見ている
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【訂正】ナスダック総合指数は75日線に頭を抑えられており、ダウ平均同様に足元でのもみ合いを経過した後に75日線ブレイクの流れに移ると見ている
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5/24週の予想
さて、5/24週のダウ平均については、昨日、25日線を上回ったことで想定していた25日線を挟むもみ合いは軽度で終わるか、または小幅な上昇を積み重ねて目先の節目となっている34,400ドル(下図)を上抜くと見ている。
25日線を再度割るとしても、34,050ドル(約150ドル下押し)付近までの一時的な反落にとどまり34,400ドルの目先の節目価格ブレイクに移ると予想している。
なお、筆者予想どおりに進展した場合、34,400ドル超えと、MACDのゼロライン浮上とが同時に起きると見ており、その後のダウ平均は騰勢を強めると見ている。
ナスダック総合指数については、直近下値を結ぶサポートラインと下向きの25日線とで三角保ち合いを形成していることから(両トレンドラインはチャートやSMAとかぶらないよう少し離してひいてあります)、ダウ平均ほどすっきりとした動きにはならないと見ている。
足元の価格は75日線と同位置にあることから、週央までの3日程度は75日線を挟んだ小幅もみ合いになりやすいと見ている。
その後、週末を目処に、ダウ平均の上昇に合わせる形で、三角保ち合い上放れに移行すると予想している。
今後の予想
ダウ平均については、かねて記している5/11に空けた窓埋め34,785ドルが焦点となってくる。
窓埋めは、昨夜の終値から約600ドル上方となっており、値幅的にも、いったんの達成感が生まれやすい。
ただ、再度押し戻されるほどの下押しにはなりにくいと思われ、2日~3日程度のもみ合いで消化するのではないか?と見ている。(このあたりは窓埋め前の株価動向次第となろう)
窓埋めを無難に通過することができれば、35,091ドルの最高値更新はあっさり達成すると予想している。
その後の予想についてはS&P500の長期チャートから検証する。
(なお、ダウ平均のほうがS&P500よりも、価格的に日経平均と桁数が同じため馴染みが良いため、ダウ平均を予想資料として使用しているが、実際はSP500に絡む金融商品・先物やVIX等の取り扱いが最も多く、S&P500が指標の基準となっている)
S&P500は昨年3月の暴落からの回復以降、75日線を下値サポートに、高値を結ぶラインを上値抵抗線としたチャネルライン内を上下動しながら上昇している。
コロナ禍による経済回復が軌道に乗るまでの間は、この上昇トレンドは継続すると見ている。
なお、足元では、FRBがテーパリング(金融緩和縮小)の議論を始めているが、本格的なテーパリングに移るのはまだ先のことと筆者は見ている。
(天下の宝刀は「やるぞ、やるぞ」と言って抜かずに制するのが常套であり、まだ刀を抜くにはあまりに早すぎると見ており、また、いかにして緩和と好景気を持続させるかにFRBの力量が問われている)
S&P500のMACDの通常変動範囲は上下30付近であり、直近で-30を達成したことから、次は+30まで上昇する筈である。
したがって、S&P500は足元のトレンドで4,400ポイント付近まで上昇すると見ており、ダウ平均では36,500ドル~37,000ドルまでの上昇が見込めると予想している。
なお、MACDが50まで上昇した場合には、日柄が延長されることはもちろんだが、さらに2,000ドル程度が上乗せされると見ている。
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