5/31週の予想
昨夜のダウ平均は+64ドル高・34,529ドルと、昨日、筆者が想定した「50ドル~100ドル高付近」の弱い展開となった。
もっとも、ダウ平均は日経平均に先行して上昇していたことから、日経平均600円高に比肩する上昇にはならないと見ていたが、それにしても弱い展開に見える。
また、一昨日、ダウの三桁の上昇に対し、僅か4.89ポイント高にとどまったS&P500についても、3.23ポイント高(0.08%高)と前日の遅れを挽回できなかった点にも弱さを感じる。
ダウ平均の日中足は、5/11に空けた窓の下端となる34,580ドルを一時超えたものの、窓に入り込んで引けることができなかったことから、窓下端に頭を抑えられた印象が強い。(下図・日足チャート)
引き続き、5/11に空けた窓34,580ドル~34,740ドル付近を埋めることができるかどうかが焦点となるが、5/31週は週末の米雇用統計を控えていることから、大きな値動きは期待できず、最良シナリオで窓埋め完了と見ている。
なお、筆者想定では「窓埋め完了、または窓埋め未達後に弱気入り」をメインシナリオと予想しており、仮に窓埋め完了となった場合であっても、最高値35,091ドルを超えて続伸することは季節要因的に難しいと見ており、どのタイミング(値ごろ)で反落するかの問題だけだと見ている。
また、MACDが価格の上昇に反して低下する逆行を見せていることから、今後、ゼロラインを割り込んだ場合、大きな下落に発展しやすいと見ている。
一方、ナスダック総合指数についても昨日は12.46ポイント高(0.09%高)とS&P500同様に前日比ほぼ変わらずで引けており、ローソク足は陰線引けとなった。
同指数についても、5/4に空けた窓を埋めることができず、直近は短めのローソク足での足踏み状態となっており、窓が位置する付近及び窓から上にローソク足が多数重なっていることから、需給的に乗り越えることが難しい状態になっていると推測している。
米国市場は月曜休場となることから、積極的な売買が光られているとの見方もできるが、先週は週を通じて小幅な上昇にとどまっており、行き詰まりを感じる。
これらのことから、5/31週の米国市場(ダウ平均)については、もみ合いまたは弱含みの展開を想定しており、木曜のADP不調で上昇するものの、週末の雇用統計の好調でインフレ懸念継続による下落となる一喜一憂の展開を想定している。
来週のダウ平均の週間予想レンジは34,400ドル~34,800ドルと見ている。
なお、想定どおり雇用統計の好調でインフレ懸念継続となった場合、再来週の東京市場SQ週ではダウ平均が大きな下落になりやすい点に留意が必要と想定している。
中期ダウ平均予想
なお、今後のダウ平均の見通しについては、上述したとおり、季節的要因(材料難)と直近の35,000ドルまでの上昇に対する調整入りとなる可能性があると見ている。
下図はダウ平均の週足チャートとなるが、上昇トレンド自体に変わりはないと見ているが、35,000ドル達成によりチャネルライン上限に至っており、チャネル下限からの上昇期間の長さからも、いったん下限に向けて下降する時間帯に入っていると推測している。
直近の窓埋めに難航しているのも、市場参加者の高値警戒感からと見ている。
また、週足MACDに陰転の兆しが出ており、ここは素直に流れに従うのではないかと思われる。
なお、昨日、バイデン米大統領が初の予算案を公表し、6兆ドル(約660兆円 )の予算規模の大きさに焦点があてられ、これを好感して直近の反発につながった。
だが、予算案は、企業や富裕層に対する大幅増税を含んでいるものであり、これらの負の側面については未だ織り込んでいないと見ており、今後、これらの大幅増税や、インフレ加速によるテーパリング懸念を織り込みに行くのではないかと見ている。
したがって、中期的な下値目処についてはチャネルライン下限の32,000ドル付近と見ているが、一時的に52週線・30,000ドル近くまでの下落となる可能性もあると見ている。
バイデン政権としても、来年の中間選挙運動時の株価低迷を避けるためにも、足元でいったん株価を調整させ、1年半後の中間選挙に向けてダウ平均・4万ドル接近を目指すのではないかと予想している。
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引き続き、5/11に空けた窓34,580ドル~34,740ドル付近を埋めることができるかどうかが焦点となるが、5/31週は週末の米雇用統計を控えていることから、大きな値動きは期待できず、最良シナリオで窓埋め完了と見ている。
なお、筆者想定では「窓埋め完了、または窓埋め未達後に弱気入り」をメインシナリオと予想しており、仮に窓埋め完了となった場合であっても、最高値35,091ドルを超えて続伸することは季節要因的に難しいと見ており、どのタイミング(値ごろ)で反落するかの問題だけだと見ている。
また、MACDが価格の上昇に反して低下する逆行を見せていることから、今後、ゼロラインを割り込んだ場合、大きな下落に発展しやすいと見ている。
一方、ナスダック総合指数についても昨日は12.46ポイント高(0.09%高)とS&P500同様に前日比ほぼ変わらずで引けており、ローソク足は陰線引けとなった。
同指数についても、5/4に空けた窓を埋めることができず、直近は短めのローソク足での足踏み状態となっており、窓が位置する付近及び窓から上にローソク足が多数重なっていることから、需給的に乗り越えることが難しい状態になっていると推測している。
米国市場は月曜休場となることから、積極的な売買が光られているとの見方もできるが、先週は週を通じて小幅な上昇にとどまっており、行き詰まりを感じる。
これらのことから、5/31週の米国市場(ダウ平均)については、もみ合いまたは弱含みの展開を想定しており、木曜のADP不調で上昇するものの、週末の雇用統計の好調でインフレ懸念継続による下落となる一喜一憂の展開を想定している。
来週のダウ平均の週間予想レンジは34,400ドル~34,800ドルと見ている。
なお、想定どおり雇用統計の好調でインフレ懸念継続となった場合、再来週の東京市場SQ週ではダウ平均が大きな下落になりやすい点に留意が必要と想定している。
中期ダウ平均予想
なお、今後のダウ平均の見通しについては、上述したとおり、季節的要因(材料難)と直近の35,000ドルまでの上昇に対する調整入りとなる可能性があると見ている。
下図はダウ平均の週足チャートとなるが、上昇トレンド自体に変わりはないと見ているが、35,000ドル達成によりチャネルライン上限に至っており、チャネル下限からの上昇期間の長さからも、いったん下限に向けて下降する時間帯に入っていると推測している。