2021-05-28

今後の日経平均予想(5/28)


【本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

 日経平均  29149.41 +600.40
 TOPIX     1947.44 +36.42
 出来高    13.5億株 
 売買代金   3.10兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 79.62
           TOPIX    80.38
・RSI(14) 日経平均 46.45
          TOPIX    49.05 

・騰落レシオ   87.63



【日米市場の現況と今後の予想

 ダウ平均

昨夜のダウ平均+141ドル高・34,464ドルの三桁の上昇となった。

ただ、引き続き最高値からの下落時の窓埋めが焦点と見ている。



なお、窓の下端は34,580ドル、上端は34,740ドル付近となっており、窓埋め完了、または窓埋め未達での弱気入りをメインシナリオと予想している。

米国市場は月曜休場となることから、週末要因も加わり、窓埋め未達の可能性もあるが、月曜の東京市場の展開を考えた場合、大きく下がることは考えずらく、弱くとも50ドル~100ドル高付近、強ければ200ドル高?となり、後者になるのではないか?

また、昨夜はS&P500が弱めに推移していたが、今夜、どの程度の巻き返しを図ることができるかが焦点と見ている。




 ナスダック総合指数

三角保ち合いを抜け出そうとしているものの、まだ完全に抜けきれないように感じる。


ダウ平均同様に窓埋めが焦点か?




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


 ・ゴールドマンは1,098枚買い越しとなっているが、これは225先物売りに対し、ウェイトを落としていたTOPIX先物買いを積んだのみであり、積極的な買いではないと見ている。

・Cスイスは1.973枚を買い越し、建玉を売り越しからニュートラルに近づけている。

・買い筆頭のソシエテは1,214枚買い越しながら、225先物買い・TOPIX先物売り(ともに大口)となっており、昨日の自己クロス分を小売りをすればTOPIX先物売り越し(利益確定売り)ということになる。※先物クロスについては後述

・野村は-901枚の売り越しと、売り攻勢にも買戻しにも動いておらず、実質様子見姿勢となっている。


・ABNアムロは、先物売り越し、オプションについても29000から上のコール売りに出ている。





日経平均のチャート分析 


筆者予想どおり日経平均・日足チャートは、25日線をあっさり超えて75日まで到達した。

MACDは5/13の安値時から上昇を続け、ゼロラインに浮上してきた。



ただ、(チャートには表示していないが)ストキャスティックスが天井圏にあり、いったんのストキャ下落があってもおかしくない。(天井張り付きもあり得る)

時間足では、これまで見てきたとおり、5/13以来、15分足-30分足-60分足と順調に回復し、現在は120分足の回復途上にある。



足元は、長期線200MAが下向きであることから、依然として回復途上または下落波動にあり、ここからさらに値幅を伴う上昇は難しく、高値圏でのもみ合い、またはいったんの下押しが必要と見られる。

この点は、日足ストキャと一致しており再現性は高いと思われる。

また、120分・MACDが高値圏から下降中であるが、足元ではゼロラインから上の2分の1押しとなっており、高値もみ合いに入ると思われるが、目先の上値追いは再度の下降待ちと見ている。


日経平均の予想コメント 


今週の日曜・5/23に掲載した筆者の日経平均予想チャートを再掲する。

やはり、日足ベースでは予想どおり高値追いに来たという感じである。また、「速い展開」と記してきたことも予想どおりとなった。

ここからの展開としては、チャート上に付記したとおり、29,300円でいったん下押しとなる可能性があると見ている。

なお、29,300円の値ごろについては、先にも記したように厳密には「5/11に空けた窓29,238.56~29,376.89」となり、本日の高値29,196円はレンジ下限に概ね達している。

このため、本日または来週月曜を以て足元の上昇はいったん休止となる可能性があり、この場合、浅押し(たとえば30分~60分足ベースの調整)で再度上昇のケースと、120分~240分足ベースのしっかりとした調整後の再上昇が考えられる。

浅押しまたは120分足ベースでの調整後に再上昇する場合では日経平均29,400円~29,500円程度の上値が想定される。(TOPIXベースでの上昇の場合も同程度の上値を想定している)

※なお、昨夜から本日のカチ上げにより、6月以降の日経平均が弱含む可能性があり再考中である。


一方、本日についても下表のとおりアムロとソシエテが大口の先物クロスを繰り出しており、目先的にはこれらの需給に振らされる値荒い展開が想定される。


アムロについては本日も先物は売り買いともに8万枚を超える大商いとなっており、(上述のとおり本日も大口クロスを繰り出しており)ディーリング商いが奏功している。


たただ、同じく先物クロスを繰り出しているソシエテのクロス売りについては純粋な売りではなく先物買いの利益確定売りとなるため、手口ほどには買戻し需要は発生せず、TOPIX指数が上げれば利益確定売りを出しやすい状況にあり、
環境次次第では一気に本日の上昇分を打ち消すことになりやすく、リバウンドも鈍いことが想定される。

したがって、目先は日経平均29,400円~29,500円程度の上値が想定されるもののリスク許容度はそれほど高まっていないと感じており、上値追いは早々に退散といった形もあり得ると見ている。(週央が要警戒か?)

今今晩の米国市場はもちろん、月曜の日経平均の動きや先物手口、先物残高報告等がどのように動くか注目している。

たただ、来週末は東京市場のメジャーSQ、再来週末は米国市場MSQが控えており、単純に需給だけでは計ることのできない動きとなる可能性があり、上下ともに要警戒である。

※22:30追記
本日の上昇をMSICのリバランス懸念の通過を理由とする声があるが、結局のところ、売られ過ぎからの反発の理由をMSICに求めただけのイベントドリブンであったと見られる。 時間外の大幅ギャップアップは、つまりそういうことであり、今後も同様の事象が続くと思われ、今も続いていると見ている。 ただ、これが相場(指数取引)の本質であると思われる。

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