2021-05-01

5/3週及び今後のダウ平均予想(5/1)


昨夜のダウ平均は、大幅高となった前日の反動に加えて、アジア・欧州市場の軟調な展開を引継ぎ、-185ドル安・33,874ドルと利益確定売りに押された。

ダウ日足チャートでは、依然として直近のもみ合いレンジ内の動きとなっており、特定のトレンドは発生していないと見ている。

また、目先的には、仮に下振れとなっても、上向きの25日線が位置する33,680ドルでは底堅い動きになると予想している。



また、下図のダウ60分足チャートにおいても、33.700ドルが目先の節目となっており、仮にここを下抜いたとしても、次の節目となる33,600ドルでは高い確率で下げ止まると見ている。




なお、MACDがゼロラインに向けて三角保ち合いを形成しており、目先は「買われては売られ」「売られては買われる」鯨幕的な動きになりやすいと見ている。

(必ずしも、日替わり相場になるとは限らず、実質的なもみ合いになると見ている)

ただ、MACDの三角保ち合いに見られるとおり、いずれ、近いうちに直近のレンジ放れが起きると想定している。

足元のレンジについては、5日線と25日線が逆のベクトルにて近接しており、かなり強力な膠着となっていることから、レンジ放れが起きるとしたら、何らかのトリガーが必要と見られる、それは来週末の米雇用統計になるのではないか?と推測している。(詳細後述)


次に、目先動向をさぐるためにナスダック総合指数の60分足チャートを検証する。

ダウ平均がレンジでの保ち合いであったのに対し、ナスダック総合指数は足元で直近上昇に対する調整となっている。



昨日の-119ポイント安によって、直近上昇の61.8%押しを示現しており、目先は反発に移ると思われるものの、60分25MAが下向きとなっているため、いったん上値を抑えられやすい。

また、上昇起点が筆者が記したポイントより一つ前及び二つ前とした場合、チャートに付記した13,858ポイント付近や全値戻し13,800ポイント示現の可能性もあると見ている。

ただ、今週にあっては、上述したとおり「買われては売られ」「売られては買われる」展開が想定されるため、14,000ポイントの節目が中心値になると見ている。

したがって、5/3週のダウ平均の予想レンジは下値目処が33,600ドル~33,700ドル、上値目処が34,100ドル~34,200ドルと予想している。

なお、週末の米雇用統計については良好な結果が予想されている。

パウエルFRB議長は4/28のFOMC後の記者会見にて『資本市場ではフロス(バブルより軽微な過熱)が起きており・・・』と、株式市場の強さに警戒感を示しており、仮に雇用統計が強い結果となった場合は、利益確定売りに加え、仕掛け的な売りとなる可能性があると見ている。

また、雇用統計発表当日は好感した買いが強まり、1テンポ遅れて売りが訪れる可能性もあり、強い雇用統計がダウ平均のレンジ上放れを呼び込んだとしても、高値更新の楽観が短期的な売りに変わる可能性があることに警戒したい。

※20:40追記
逆に、来週末の米雇用統計が市場予想に未達など、冴えない結果となった場合は、緩和継続期待からダウは上伸する展開になり得ると見ており、メインシナリオは弱気ながら、逆も否定できない保ち合いの難しさがある。

※22:30追記
ただ、目先は上述レンジの難解なもみ合いが続き、保ち合い放れは東京市場SQ前後になるのでは?と予想している。

スポンサーリンク