2021-05-05

GW明け及び今後の日経平均予想(5/5)


本日の相場概況


本日の東証休場においても、東京金融取引所の日経平均CFD(くりっく365)は稼働しており、日経平均CFDは、昨夜のダウ平均(S&P500)の下落を受けて、GW休場前の水準となる29,800円台での推移となっている。

なお、ダウが小幅高まで戻したものの、日経平均CFDが戻さなかったのは、ダウ平均の戻りが特定銘柄の上昇によるものであり、趨勢としてはS&P500の-0.69%安に連動したものと見ている。

なお、東京市場のGW休場も本日が最終日となり、明日からは東京市場が再開する。





日米市場の現況と今後の予想


(米国市場)


昨夜のダウ平均は、イエレン財務長官が「景気の過熱を抑えるためには金利はいくぶん上昇する必要があるかもしれない」と述べたことから、寄り付きから利益確定売りが優勢となった。

ただ、ダウ平均は一時347ドル安まで下落後、19.80ドル高まで戻す展開となった。

ダウ週間予想にて記した『目先は「買われては売られ」「売られては買われる」鯨幕的な動きになりやすい』の動きそのものである。

なお、昨日のダウは上述のとおり「長い下ヒゲ」となっているが、結局のところ、直近のもみ合いレンジ内の動きに終始しており、長い下ヒゲほどの強さは感じず、目先は34,150ドル~34,250ドルが上値目処と見ている


ただ、今夜のダウについては明日のGW明けの日経平均に影響することから、小動きにとどまると予想している。


一方、ナスダック総合指数は、序盤の下落から立ち直ることができず、-261ポイントの大幅安で引けた。

直近の3日続落でチャートが悪化していたことが要因と考えられる。

ただ、昨夜の下落は75日線がサポートとして下げ止まっていることから、MACDはゼロラインでのもみ合いに移る可能性が高いと見ており、目先のもみ合いをこなし、週末・来週初に向けては、25日線近くまで戻りを試す可能性があると見ている。


ただ、25日線が抵抗帯として機能し、
反発後の上値抑制要因になることが想定される。




(日経平均CFD・日経平均)


今後の予想 


昨夜から今朝にかけての日経平均CFDは、ダウ平均(S&P500)の下落を受けて、29,100円台から大きく下落し、GW休場前の水準となる29,800円台での推移となっている。

これは、下向きとなっている日経平均CFD240分足・75MAに宿る売り圧力にほかならない。


今後は240分・25MAが位置する29,000円や、その上方の75MAが上値抵抗帯として機能すると見ている。


なお、目先動向については、下図・60分足チャートでは昨夜の大幅反落によって25MAが200MA・75MAを下抜いており、順列としても上から200MA・75MA・25MAの逆順列が継続している。


また、下向きの25MAが上値を抑える働きをするため、現時刻においては価格が25MAを超えているが、今夜については、おそらく上値の重い動きになると予想している。

ただ、現状においては、200MA・75MAともに横ばい推移であり、下向きには至っていないため、25MAを上向きに転換させることができれば、200MA・75MAともに上抜きやすい環境が生まれると見ている。

焦点としては、明日のGW休場明けに海外勢が日経平均を上下どちらに振ってくるか、その方向性を見せるかどうかにかかっている。

日経平均は、GW前に反落で終わり、GW中は反発を経由して下落が始まっているたことから、基本的な方向感としては下落方向に傾いていると見ているが、基準となるGW前の終値28,800円水準を明確に下抜く勢いも不足しているように感じる。

仮に、明日の寄り付きが28,800円を明確に割って始まる場合には、GW前の買い方の売りを誘う意図があると見ることから、週末にかけて4/21安値・28,419円を割り込む可能性があると見ている。

一方、GW前の終値28,812円付近、またはやや上で返ってくる場合には、寄り後しばらくは堅調に推移すると想定しているが60分足・75MAの上値の重さから29,900円台では上値が重くなり、週末にかけて28,700円~28,950円程度のもみ合いで推移するのではないか?と見ている。

いずれのケースも、下押し後は、米雇用統計を見定めようとする買い戻しが入り、雇用統計で雇用の堅調性が確認により、売り方の買い戻しを誘う反発が継続し、日経平均の上値余地は29,100円~29,200円に達すると見ているが、来週のSQ前の火曜・水曜またはSQ通過後には再度の下値試しが待っていると予想している。

なお、来週以降、当面の下値目途は4/21安値・28,419円付近と見ているが、3/2安値・28,308円を割り込んだ場合には、その後、1/29安値・27,629円到達の可能性が生じると見ている。

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