2021-07-31

8/2週及び今後のダウ平均予想(8/31)



 8/2週のダウ平均


昨夜のダウ平均については「高値もみ合いで小幅高となるか、-100ドル程度の下落となるかのどちらか」と見ていたが、結果は筆者予想よりも弱かった。

このため、ボリンジャーバンドでは+1σを割り込み、火曜・水曜の安値と同値付近で週を終えた。


MACDは週前半の高値位置から穏やかに低下しており、ストキャスティックス(スロー)については、下降トレンドを明確にしていることから、来週前半については弱含みが想定される。


なお、米国市場の実勢がより忠実に反映されるS&P500についてはMACDが急角度で下降しており(下図)、目先の弱含みをより強く示唆しているように見える。

また、ダウ平均のストキャスティックスが半値押しよりも深く押しているのに対し、S&P500の下押しは浅く、下値余地が大きいことを示唆している。


なお、ダウの直近のストキャスティックスがは売られ過ぎ圏に入る前に反発となっているが、S&P500はしっかりと売られ過ぎ圏まで低下した後に反発していることからも、S&P500指数がより実勢を反映していると見ることができる。




 ナスダック総合指数
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昨日のナスダック総合指数は、-0.71%安とダウ平均・S&P500よりも深押しとなり、ボリンジャーバンド基準線で下げ止まった。(基準線が目標地点となったことが想定される


ナスダックのボリンジャーバンドは、ダウよりも全体的に上方向を指向しているため、目先は+1σ回復を目指すと思われるが、MACDがダウ同様に短期下降トレンドに入っているため、上値重く推移すると見ている。


これらのことから、今週のダウ平均は弱含みでの推移をメインシナリオと見ている。

また、週末の米雇用統計を控えて、週央にはいったんの利益確定売りが出てくることが想定されることも、弱含みの材料になると見ている

したがって、8/2週のダウ平均の予想レンジは、週初高・週末安になるのではないか?と見ており、高値目処は週初の34,900ドル~35,050ドル、安値目処は25日線・34,730ドル~34,550ドルと予想している。





今後のダウ平均予想(短,中期予想)


先週の当予想欄にて「引き続き(週初もたつく場面はあっても)、月末までは強気場面が続く」と予想したとおり、ダウ平均は、もたつきながらも高値圏を維持した。


ただ、ダウ平均・週足においても、日足チャート同様に「団子天井」を形成していると見ており、なだらかなラウンドトップ形成に向かうと予想している。




MACDも足元では横ばいとなっているものの、下降トレンドから脱却しておらず、ここから上を目指すというよりも、いったんはゼロライン近くまで低下すると見ている。


今後の短中期予想については、先週掲載した下図の予想イメージから大きな変更はない。(部分的に細かな修正を行うとともに、実際の日足チャートを被せたのが下図となる)



上図のとおり、8月相場は一転して弱気展開を予想しており、8月初旬~中旬(具体的には8/9-12)に向けて下落後、いったんは反発するも戻りは弱く、9月初めの米雇用統計まで調整が続くと見ている。

なお、値ごろについては、8月までは75日線手前の34,000ドル付近が下値目処と見ており、9月初めに26週線・33,600ドル付近まで調整すると見ている。

ただ、この安値後は1,000ドル程度の大きめの反発となった後、再度下落するも10月下旬には9月高値を上抜く上昇を見込んでいる。

なお、10月高値後は、高値もみ合いパターンと再度下落の2パターンを想定しているが、どちらになるか今のところ明確な方向性は掴みにくいため、両パターンを掲載している。

やはり、テーパリングは実施しても(既にステルステーパリングが始まっている?)、利上げについては、2ヶ月ほど前(?)のFOMC後の記者会見でパウエル長官が言った「まだ先の話」になるとの言葉が本音であったようである。

したがって、押せば上がる相場が続くと思われるが、高値を買い上げる局面ではないため、勢い、先物業者が下に振って、値幅をつくる相場が続くと見ており、目先2ヶ月ほどは下押しの流れが続くと予想している。

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