今週の日経平均予想
今週の日経平均予想
注目のジャクソンホールを無難に消化したことから、週末のダウ平均は+242ドル高となった。
筆者も金曜の記事にて「今晩の米国市場については(中略)買い戻しが優勢となる可能性がある」と反発を想定していたが、想定よりもやや強めの反発となった。
これを受けて、金曜の先物ナイトは27,860円と金曜終値比180円高で返ってきており、月曜の日経平均は27,880円付近で寄りつく可能性が高くなっている。
これにより、25日線・27,666円を大きく上回ることから、月曜の日経平均は堅調な値動きが想定される。
ただ、下図のとおり、直近高値を結ぶレジスタンスラインが27,900円付近に位置していることから、27,900円処では上値を抑えられると見ている。
その米国市場については、昨日掲載した「週間予想」のとおり、目先は高値もみ合いも、その後は利益確定売りに押される展開をメインシナリオと見ていることから、日経平均についても27,900円~28,000円が週の高値として意識されると予想している。
また、直近で日経平均との連動性が高い香港ハンセン指数の日足チャートについては、以下のとおり三角保ち合いの上限に位置していることから、上限タッチから、いったん下押しになる可能性が高いと予想している。
これらのことから、今週の日経平均の予想レンジについては、高値目処が27,900円~28,000円、下値目処は5日線27,280円(27,200円~27300円)と予想している。
今後の日経平均予想(短中期予想)
日経平均の中期予想については、2/16高値・30,714円をビークとした約2,000円値幅の下向きレンジでの保ち合いが続くと見ている。
この流れを払拭するためには、政局不安や新型コロナ感染者増加に伴う人流抑制措置による消費減退懸念などの不透明感の払拭が必要と見ており、目先、衆議院選挙を前にした政策立案が進むまでは27,000円~28,000円レンジ内での値幅取りに終始するのではないか?と見ている。
日経平均の中期予想については、2/16高値・30,714円をビークとした約2,000円値幅の下向きレンジでの保ち合いが続くと見ている。
この流れを払拭するためには、政局不安や新型コロナ感染者増加に伴う人流抑制措置による消費減退懸念などの不透明感の払拭が必要と見ており、目先、衆議院選挙を前にした政策立案が進むまでは27,000円~28,000円レンジ内での値幅取りに終始するのではないか?と見ている。
なお、先週末の米ジャクソンホール通過により、週初の日経平均は27,000円~28,000円のレンジの上限に達することから、目先は、再度下押しの展開になると予想している。
これらの考えのもと、毎日曜に更新している「日経平均予想イメージ」については、下図のとおり、具体的な日柄の絞り込みと若干の値幅修正を行った。
目先は「9/3(金)+数日」の米雇用統計発表日または数日後に向けて下落するとの予想に変わりなく、再度下値を試した後、米雇用統計の翌週に反発すると予想している。
その後は、半値押しを経て9/17の米メジャーSQに向けて上昇するものの、米メジャーSQ通過から程なくして反落し、9月末に再度の下値試しになると見ている。
これら予想については、上述の理由により日経平均の短期的な上値は28,000円で抑えられると見ているため、先物筋は上下に値幅をつくることでしか利益を出すことができなく、結局のところ、27,000円~28,000円のレンジ内の動きにならざるを得ないとの基本想定が元となっている。
なお、10月初旬と想定されている衆議院議員総選挙公示日が近づく9月下旬には強弱感の対立から急落・急騰を繰り返した後、選挙公示日前後を境に政策期待により急伸するものの、10月中旬~下旬と予想される投開票日を再度値を消すと予想している。
総選挙後は、楽観論では足元のレンジ上限の29,000円がサポートとなり、もみ合いながらも堅調な相場展開になるとの見方と、やや悲観的な見方として、米国経済の停滞感に加えて日本経済も(総選挙を経ても)不透明感が払拭されず、引き続き27,000円~28,000円のレンジ相場が続くとの想定が同居している。
なお、後者の展開になったとしても、基本的には上値の重さを値幅取りで誤魔化す先物筋主導の値動きに過ぎず、今期の業績と来期の予想を見通すことができる来年2月~4月には、今年2月の30,714円高値示現後の1年にわたる保ち合いレンジから脱却すると見ている。