2021-09-25

9/27週及び今後のダウ平均予想(9/25)



9/27週のダウ平均予想


昨日の記事にて「移動平均線については75日線に頭を抑えられて終えており、今晩の利益過程売りが出やすい週末を続伸で終えることができるかが焦点」と記した。

結果、昨夜のダウ平均は+33ドル高と小幅高ながら続伸で週の取引を終えた。


また、先週割り込んでいた75日線を回復しており、強い動きと見える。

なお、出来高については漸減となっているが、週末を控えた処分売りが出なかったことを意味しており、その点からも目先は売り急ぐ向きは少なく、買い優勢となる可能性があると見ている。


ただ、冒頭の日足チャートにマークしたとおり、足元の価格は先週のもみ合い水準であるため、ここを明確に上抜けることができるかが9/27週の焦点となる。

なお、ボリンジャーバンドでは、週末の終値は基準線と-1σの中間に位置しており、目先的には基準線と-1σのもみ合いが予想され、基準線を上抜ける強さを見せることができるかどうかに注目している。


なお、筆者予想としては、週後半には基準線を超える展開を予想しているが、翌週10/8には米雇用統計が控えていることから、筆者想定どおり堅調に推移した場合、10/4週は要警戒と見ている。

これらのことから、9/27週のダウ平均予想レンジは34,500ドル~35,100ドルと予想している。



 今後のダウ平均予想(短中期予想

ダウ平均は下図・週足チャートで見るとおり、9/20週に大きく下押ししたものの、下ヒゲ陽線で週を終えており、懸念していた52週線までの下落は遠のいた印象がある。



また、MACDもゼロラインを割ることなく、横ばいに変化しており、このままゼロラインをサポートに上昇転換を図ることができるかが焦点となるが、ゼロラインでのもみ合いによって日柄調整が図られる可能性を感じる。

なお、毎土曜に更新している「ダウ平均予想イメージ」のアップデート版は次のとおりとなる。

先週からの主な修正点については、日柄調整のみとなっている。


目先は、上述のとおり反発に向かうと見ているが、10/8の米雇用統計が鬼門となる可能性があると見ており、筆者予想としては、雇用統計+3営業日程度が二番底になるのではないかと見ている。

なお、二番底については、先週の安値は下回らないと予想している。

(なお、日経平均については、日々お伝えしているとおり、バークレイズの超大口買いが上昇を主導しているが、米国株高で買い一服・巻き戻しとなるか、引き続き買い越し継続となるかにかかっている)

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