2021-10-31

今週及び今後の日経平均予想(10/31)



週末の米国市場は、ダウ平均・ナスダック総合指数ともに、高値もみ合いから一段高で終えており、引き続き買い優位が続く可能性が高いと見ている。


ただ、今週については週央のFOMC、週末の米雇用統計などと重要イベントや指標の発表が控えていることから、勢いのある上昇というよりも一進一退のもみ合いとなろうが、結果的にはやや強めに推移すると予想している。

日経平均についても本日投開票の衆院選にて政権与党の獲得議席が絶対安定多数に達しない限り、一進一退のもみ合い継続の可能性が高いと見ている。

(午後2時現在の投票率は伸び悩んでおり、自民の大敗もない代わりに、野党の大勝利の可能性も低いと見ている)

したがって、今週の日経平均の想定レンジは、自民の獲得議席が想定内であれば28,800円~29,200円(メインシナリオ)、自民の獲得議席が予想外に伸びを欠けば28,600円~29,000円と予想している。


ただ、いずれのケースにおいても、週初~または週央が弱めの展開となり、週末に向けては足元の29,000円水準でのもみ合いになると見ている。

                                   


ただ、再来週の11/8週はSQ週となるため、いったん下押しが想定される。

その後、704社の決算発表となる11/12のピークを境に見直し買いとなり、11月下旬~12月初めに向けて、日経平均は上値を試す動きになると見ており、決算発表一巡後のEPS次第で、29,500円~30,000円を目指すと予想している。

なお、11月下旬~12月初めには米国市場が高値到達からいったんピークアウトすると予想しており、日経平均も再度29,000円割れから52週線・28,400円を試す展開となる可能性があると見ている。

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