1. 本日の相場概況
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 28892.69 +72.60 TOPIX 2001.18 +1.52 出来高 15.6億株 売買代金 3.53兆円
・RSI (9) 日経平均 46.58 TOPIX 39.33 ・RSI(14) 日経平均 56.03 TOPIX 51.44
・騰落レシオ 79.47
日経平均 28892.69 +72.60
TOPIX 2001.18 +1.52
出来高 15.6億株
売買代金 3.53兆円
・RSI (9) 日経平均 46.58
TOPIX 39.33
・RSI(14) 日経平均 56.03
TOPIX 51.44
・騰落レシオ 79.47
2. 先物手口集計・考察
2. 先物手口集計・考察
データの集計方法の詳細 → こちら
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ゴールドマンは小幅売り越しも、前日まで三営業日連続の買い戻しとなっており、ポジション調整の売りと見られる。
Cスイス・ソシエテはまとまった売りを出している。
なお、野村は連日売り越しとなっており、本日は-3,500枚の超大口売り越しにより、直近で売り越し幅を急拡大させている。
また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは小幅売り越し、同規模の買い越し組である三菱UFJモルガンは-1,300枚のまとまった利益確定売りとなっている。
国内勢は、売り越し組が多いだけに本日は売り越しが目立っているが、買戻しも小口にとどまっている。 なお、個人の顧客が多いと思われるSBIは1,200枚買い越しとまとまった買いを入れている。
ABNアムロのオプション手口
コールの利益確定売りが多いものの、ショート売りも目立っており、目先、極端な値下がりは乏しいと見ている? ショートプット・ロングコール29000は若干の利喰いを入れているが、大きな変化は見られない。
ゴールドマンは小幅売り越しも、前日まで三営業日連続の買い戻しとなっており、ポジション調整の売りと見られる。
Cスイス・ソシエテはまとまった売りを出している。
なお、野村は連日売り越しとなっており、本日は-3,500枚の超大口売り越しにより、直近で売り越し幅を急拡大させている。
また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは小幅売り越し、同規模の買い越し組である三菱UFJモルガンは-1,300枚のまとまった利益確定売りとなっている。
国内勢は、売り越し組が多いだけに本日は売り越しが目立っているが、買戻しも小口にとどまっている。 なお、個人の顧客が多いと思われるSBIは1,200枚買い越しとまとまった買いを入れている。
ABNアムロのオプション手口
コールの利益確定売りが多いものの、ショート売りも目立っており、目先、極端な値下がりは乏しいと見ている? ショートプット・ロングコール29000は若干の利喰いを入れているが、大きな変化は見られない。
3. 日経平均の予想コメント
本日の日経平均は、朝方発表された「9月鉱工業生産・速報値」が前月比・前年同月比ともに下振れたことから昨夜の米国市場の大幅高の支援を受けることができず、一時300円を超える28,475円まで売り込まれた。
ただ、急激な下落に対する警戒感や売り方の買い戻し、75日線・28,560円をサポートに切り返し下落分を取り返したものの、上値は25日線に頭を抑えられた。
日経平均終値は72円高・28,892円。
鉱工業生産値の下振れによる売り仕掛けは、週末の衆議院選挙への懸念もあるだろうが、それ以上に今週から始まった主力級の決算が思わしくないことから、引き続き芳しくない決算が続く可能性を市場を意識したためと思われる。
なお、本日時点での日経平均EPSは2,052円となっており、日経平均PERは14.08倍と直近の中央値よりも、やや買われ気味となっている。
朝方の切り返しについては、衆院選のメディアによる情勢分析においても自民大敗懸念は薄れ、絶対安定過半数は難しいものの、自公での安定過半数は確保の可能性が高いと報じられており、安心感が広がっているためと思われる。
なお、昨夜の米国市場が強い動きとなったことから、今夜は週末要因から利益確定売りが入りやすく、来週初の日経平均は、想定どおり自民が善戦したとしても上値追いは初動に限られると見ている。
(逆に自民単独での安定過半数については市場は既に織り込んでいると思われるため、これを達成できなかった場合には、日経平均の下押し要因になると思われる)
今後の日経平均の見通しとしては、衆院選の結果により上下にもみ合いとなった後は、米FOMC、週末の雇用統計の結果を見極めようとする様子見(もみ合い)相場を想定している。
ただ、ダウ平均・ナスダック総合指数ともに目先過熱感が高まっていることから、やや弱含みとなる可能性もあると見ている。
また、日経平均についてはPER14倍まで買われており、EPSを大きく持ち上げる決算は出にくいと(個人的に)見ていることから、やや軟調な展開となるのではないかと予想している。
したがって、目先の日経平均の値ごろとしては、上値は本日の高値となった29,000円、下値は、引き続き10/26に空けた窓と75日線が位置する28,500円~28,600円が目先もみ合いの下値目途になると見ており、もみ合い後に28,500円のレンジ下限を割れてきた場合には、52週線・28,370円が下値目処になると見ているが、ダウ平均が35,000ドルを割り込んでくると28,000円は通過点となり、26,800円が次の下値目処になると見ている。
なお、昨日、RSI(9)に基づいて予想したダウ平均の次の変化日については、昨夜の大幅上昇により3日~5日程度後ろズレする11/10前後と見られ、この日柄を境に上昇に転じると予想している。
今後の日経平均の見通しとしては、衆院選の結果により上下にもみ合いとなった後は、米FOMC、週末の雇用統計の結果を見極めようとする様子見(もみ合い)相場を想定している。
ただ、ダウ平均・ナスダック総合指数ともに目先過熱感が高まっていることから、やや弱含みとなる可能性もあると見ている。
また、日経平均についてはPER14倍まで買われており、EPSを大きく持ち上げる決算は出にくいと(個人的に)見ていることから、やや軟調な展開となるのではないかと予想している。
したがって、目先の日経平均の値ごろとしては、上値は本日の高値となった29,000円、下値は、引き続き10/26に空けた窓と75日線が位置する28,500円~28,600円が目先もみ合いの下値目途になると見ており、もみ合い後に28,500円のレンジ下限を割れてきた場合には、52週線・28,370円が下値目処になると見ているが、ダウ平均が35,000ドルを割り込んでくると28,000円は通過点となり、26,800円が次の下値目処になると見ている。
なお、昨日、RSI(9)に基づいて予想したダウ平均の次の変化日については、昨夜の大幅上昇により3日~5日程度後ろズレする11/10前後と見られ、この日柄を境に上昇に転じると予想している。