2021-11-10

今後の日経平均予想(11/10)



1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29106.78 -178.68
  TOPIX    2007.96 -10.81
  出来高    11.5億株 
  売買代金  2.52兆円 
  
・RSI (9) 日経平均    50.19   
           TOPIX      47.97       
・RSI(14) 日経平均    47.91    
          TOPIX       47.53

・騰落レシオ  96.09


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


売り越し建て玉のゴールドマンは売り買い交錯も、ソシエテは-3,256枚の大口売り越しを仕掛けている。(ただ、オプションはコール買い・プット売りが目立っており、急変動を仕掛けてくる可能性もある)

なお、買い越し筆頭のバークレイズは-1,200枚売り越しと7営業日連続での利益確定売りとなっている。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは2,355枚の大口買い越し(押し目買い)に動いている一方、同程度の買い越し組・三菱UFJモルガンは-1,500枚売り越しとリスク回避売りとなっている。

なお、昨日、3,000枚を買い越したBofA(バンクオブアメリカ)は本日も1,000枚の買い越しとなっている。

国内勢は小口ながら買い越しが目立っている。






 ABNアムロのオプション手口

コール売り・プット売りとやや上優位の手口となっているが、プット28750買いが目立っている。








3. 日経平均の予想コメント 

本日の日経平均は、昨日の記事にて「週末SQに向けては弱気姿勢がさらに強まる可能性も合わせ持っている」と記したとおりの展開となった。

昨夜のダウ平均は112ドル安と小幅ながらが利益確定売りに押されたことから、朝方の日経平均についても買い戻しの動きは限定的にとどまり、前場のもみ合いの後、昼休みに先物にまとまった売りが出て、日経平均先物を29,100円割れまで押し下げた。

日経平均終値は-178円安・29106円。

本日の日経平均の下押しは週末SQの思惑が多分にあると思われるものの、昨日の日経平均EPSの153円低下(PER14倍として日経平均2,100円の下落に相当する)が主因となっていると見られることから、来週半ばまで続く決算発表にてEPS改善が鈍かった場合には、突っ込み安の反動高はあっても、高値を買い進む動きにはなりにくいと見ている。

(もっとも、日経平均EPSの急低下はSBGの決算が低調であったことが多くを占めると見られるが、SBGは業態的に損益のブレが大きいだけに、今後、主力級の決算発表企業の業績回復基調が確認されれば日経平均PERの割高感は薄れ、下押し圧力は弱まると見ている

なお、テクニカル面では、日経平均・日足チャートでは目先動向を示唆するストキャスティックスが売られ過ぎ水準まで低下している。

ただ、MACDがシグナル線を上方から下抜く陰転が成立しており、もう一段の下落となってもおかしくない局面にある。
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値ごろ的には、引き続き、先週及び昨日の先物高値・29,800円台から1,000円を減じた28,800円~29,000円を考慮すべき可能性が生じていると予想している。

ただ、日柄については、先週より記しているとおり「11/11前後(11/9-11/12)を変化日と予想」しており、正に変化日の期間に入っており、通例であれば今週末のSQが転換日となる可能性が高いものの、本日の安値・29.079円にて安値到達の可能もある

なお、週末・金曜SQが転換日となった場合、金曜の想定25日線は28,974円となることから、29.000円~29,100円がサポートとなる可能性もある。

ただし、(可能性は低いと見ているが)その後、日経平均が28,800円を下回る動きとなった場合には、現状で上向きの25日線が下向きに変化する可能性があることから、調整が本格化する可能性があると予想している。

                                      
※21:00追記
ダウ平均の目先下値目途は35,800ドル~35,900ドル、このまま下を見に行くか、いったん上に振ってから見に行くかのいずれか。したがって、日経平均についてもダウ平均との連動範囲内での動きになると見ている。

なお、日経平均は週足ベースでの上昇トレンドにあるとの見方に変更はない。

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