◎今週の日経平均予想
基本的には、金曜に記したとおり「日経平均・日足ストキャスティックスは買われ過ぎ圏からの下降途中にある」ことから、11/16の高値・29,960円が11/4高値・29,880円との間で二番天井として意識され、目先は売られる展開になると予想している。
なお、週末の米国市場においては、昨日の記事にて指摘したように、ダウ平均とS&P500・ナスダック総合指数とで高値日のズレが顕著となっており、この不調和が目先の米国市場の需給動向に与える影響が懸念される。
具体的には、足元で大幅下落となっているダウ平均の需給悪化による損失を比較的堅調に推移しているS&P500や最高値更新となっているナスダック総合指数の利益確定売りで穴埋めしようとする動きが出やすいと見ている。
なお、ダウ平均についても値ごろ感から買いが入るのは、需給悪化によるオーバーシュート後と推測しており、目先的には5波構成のジグザグ波を描いて下落する可能性があると見ている。
したがって、今週の日経平均についても軟調な展開にならざるを得ないと予想している。
なお、11/23(火)の休場が海外勢の仕掛けのターゲットとなる可能性がある点に警戒したい。
したがって、今週の日経平均の予想レンジについては、下値目処については、29,400円にせり上がる6週線や週末から30円上昇する25日線が位置する29,300円~29,400円が需給上の第一下値目処と想定している。
ただ、上述の懸念どおり、米国市場が総弱気になった場合には29,000~29,200円もあり得ると予想している。
一方、上値目処については、11/23の東京市場休場に絡み、買い仕掛けが入るケースも想定され、その場合には、いったん29,900円~30,000円到達が予想される。
◎今後の日経平均予想(短中期予想)
期待されていた2Q決算は斑模様の結果となり、日経平均EPSも決算発表前のEPSからは伸びを欠いていることから、日経平均が3万円を超えて推移することは難しいと予想している。
素直に考えて、3Q決算または来期の見通しが明らかになる2月~5月までは29,000円~30,000円±200円のレンジ相場での日柄調整を兼ねた値幅取りが続くと見ている。
ただ、需給変化によるレンジ修正があった場合は29,500円~30,500円、または28,500円~29,500円レンジに変わる可能性があり、来年初めには、いったん後者の28,500円~29,500円レンジに移行する可能性があると見ている。
なお、日柄調整を経た来年春以降の日経平均は、32,000円~34,000円に向けて上昇する展開を予想している。