昨夜の米国市場・短縮取引ではダウ平均は-905ドル安・34,899ドルの大幅下落となった。
この下落については、当ブログにて直近3回ほど、ダウ平均及びS&P500・ナスダック総合指数の高値日のズレが相場急落の前兆となり得ることを記しており、予想どおりの展開となった。
また、先週土曜・11/20の 『今後のダウ平均予想(11/20)』 にて、ダウ平均の下値目処について「75日線及びボリンジャーバンド-2σ・35,200ドル及び10/15に空けた窓34,900ドル付近」の予想どおり、昨夜のダウの終値は僅か1ドル違いの34,899ドルとピンポイントでの的中となった。
ただ、急動意や値ごろ面では予想どおりの展開となったものの、休場を挟んだとは言え、わずか1営業日での達成は予期しておらず、想定以上に展開が早すぎる印象がある。
ダウ平均の現在位置については、価格的には上述の下値目処予想に達したことから目標達成感があるものの、昨夜の下落がギャップダウンを伴った大陰線であることから、目先波乱含みの展開はやむを得ないところと見ている。
日足・ストキャスティックスについても売られ過ぎ圏から若干の反発後に再度下向きに変化しており、目先の弱含みまたはもみ合いを示唆している。
また、日足・MACDは直近の高位置240から下降しているものの、足元は200前後となっていることから、若干の下降余地を残していると見ている。
なお、ストキャ・MACDともに、もみ合いであっても下降しやすい状況にあるため、テクニカルからは必ずしも価格を伴う下落となるかは限らない場合があると見ている。
ただ、(繰り返しとなるが)休場明けのギャップダウンと短縮取引の参加者の少ない隙間での大幅下落は、売り仕掛けがあったと見るべきであり、売り仕掛けの主体が利益確定の買い戻しのためには、少なくとも2日~3日の出来高を伴う下落またはもみ合いが必要と考えられる。
なお、足元の米国主要3指数のRSI(筆者集計)は以下の表のとおりとなっている。
ダウ平均の9日は15.37%と売られ過ぎ圏の底辺近くに達しているものの、14日は21.75%とやや低下余地を残しているとともに、SP500・ナスダック総合指数の14日は30%台と売られ過ぎ圏の入口に達したばかりであり、RSI(14)は低下余地が残っていると見られる。
そのため、目先のダウ平均は、SP500・ナスダックの下落(リスク回避の売り)に引きずられやすいと予想している。
これらのことから、米国主要3指数はこの先、一段安となった後は、急激な下落に対する警戒感から反動高が予想されるものの、戻りは売られるボラタイルな値動きが予想される。
なお、今回もダウ平均の高値11/8・36,432ドルとRSIの高値水準とが下表のとおり一致しており、RSIの天底示唆が極めて有効となっている。
(9日・90%超、14日・80%超で買われ過ぎ、同10%~30%未満が売られ過ぎ)
ダウ平均の下値目処については、日足ベースでは34,400ドル、週足ベースでは52週線や9月下旬~10月初めにかけての安値が一致する33,800ドル付近が想定され、これらを合わせて考えれば34,000ドル接近が現実的な下値目処になるのではないかと見ている。
日柄的には、早ければ今週央(この場合の下値目処は34,400ドルか?)、少しもたついた場合は12/7(火)が目先の転換日と予想している。
なお、転換日が後者となった場合については33,800ドル~34,000ドルが下値目処になるのではないか?と予想している。
ダウ平均の9日は15.37%と売られ過ぎ圏の底辺近くに達しているものの、14日は21.75%とやや低下余地を残しているとともに、SP500・ナスダック総合指数の14日は30%台と売られ過ぎ圏の入口に達したばかりであり、RSI(14)は低下余地が残っていると見られる。