昨日の記事にて「(米国市場の)今夜は週末要因からの買い戻しが入りやすいと見ており(中略)ダウ平均も昨夜の安値を起点とした反発に向かう」との筆者予想どおり、昨夜のダウ平均は +216.30 ドルの大幅高となった。
注目された米11月消費者物価指数(CPI)は、想定していたほど高い伸びにならなかったことに加えて、中古車価格や住宅等の伸びが予想を下回ったことで、インフレのピークが近いとの安心感を誘ったことが、週末要因に加えて売り方の買い戻しを誘った形になったと見ている。
昨夜の上昇により、ダウ平均・日足チャートではストキャスティックスが買われ過ぎ圏に達しており、目先、いったん利益確定売りに押される可能性がある。
ただ、5日線が加速感を伴って昨夜のローソク足の下ヒゲ部分までせり上がっていることから、5日線付近でのもみ合い、または大きく押すことなく続伸し、ストキャスティックスは天井圏の張り付きとなる可能性がある。
また、筆者算出のRSI(9)は、12/1の15.98%の超売られ過ぎから一気に上昇を辿っている勢いがあり、昨夜の終値でのRSI(9)は63%と中立圏であることも、多少のもたつきはあっても目先の続伸を予感させる。
なお、目先、主要3指数が前日比ほぼ変わらずで推移した場%合のRSIの試算値を下表に加えている。
ダウ平均のRSI(9)は週明け・火曜日には97%に達し、翌日9/15のFOMCでは95%と買われ過ぎ圏を維持している。
そのため、仮に筆者推測どおり、目先もみ合い、または続伸となった場合は9/15、またはRSIが天井張り付きとなった場合でも12/18・MSQ通過後は、過熱感から反動安に見舞われる可能性が高いと見ている。
なお、RSI(14)は依然として中立圏からやや下方に位置しているため、短期的な過熱感が払拭されれば、再度上値を試す可能性があると見ている。
サブシナリオとしては、月曜のダウ平均が前日比変わらずであった場合のRSI(9)の試算値79%前後でも、買われ過ぎ圏の入口に位置していることから(ストキャの位置からしても)、いったんダウは下落してもおかしくない状況にある。
その場合、RSIはいったん60%程度まで低下した後に再度上昇する(ダウは反発する)と見ており、MSQまたは数日後の高値は変わらないと予想している。
ただ、可能性は低いと見ているが、12/15・FOMC後の会見にて、パウエル長官の発言が市場の失望を買う形となった場合は、直近の売り方が勢いづき、SQ安となる可能性を含むイベントドリブンの要素を孕んだ週となる。
なお、日経平均については、昨日の記事にて「月曜の日経平均は昼のもみ合い価格帯である28,600円前後で、いったんもみ合う」と記したとおり、昨夜の日経平均CFD終値は28,621円で返ってきており、週初の日経平均は筆者予想どおり28,600円前後でもみ合うことが想定される。
今後の日経平均予想の詳細については精査中であるため、明日のアップを予定している。