2021-12-10

今後の日経平均予想(12/10)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28437.77 -287.70
  TOPIX     1975.48 -15.31
  出来高     11.1億株 
  売買代金  2.66兆円 

・RSI (9) 日経平均   53.09
           TOPIX     58.33            
・RSI(14) 日経平均    35.15               
          TOPIX      37.28  

・騰落レシオ           73.70



  

2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


本日のゴールドマンは-1,340枚のまとまった売り手口となっている。

なお、同証券は、昨日まで売り建玉となっていたが、12月の売り越し分が消えて3月買い越し分が残った形になっているが、昨日記した要因により、実体は月曜夕刻に公表される「残高報告」を待つことになる。

なお、ソシエテ・バークレイズともに小幅買い越しも、野村は-2,000枚の大口売り越しとなっている。

他の海外勢はやや売りが目立っている。



なお、国内勢は、みずほが引き続き大口売り越し、昨日売り越した楽天・SBIはナイス・トレードの買戻しとなっている。





 ABNアムロのオプション手口

(本日は  1月限オプション手口の公表初日のため、手口のみの紹介となります)

アムロはコール28500の大口売り越しとなっているが、本日以前に建てた買い建ての売りの可能性もあり、先物同様に月曜の残高報告を待つことになる。

なお、本日の手口に限って言えばアムロはやや上優位も、ソシエテは売り買い交錯か?







3. 日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて「明日のSQを境にいったん下方向に振れる可能性がある」と記したとおり、本日の日経平均終値は-287円安・28,437円の急落となった。

また、下値目処については、同じく昨日の記事にて「28,200円~28,400円」との筆者予想どおり、日中安値は28,392円となった。


なお、昨夜の米国市場は、ダウ平均がギャップダウンで始まったものの、以降は買い戻しが進み、前日比ほぼ変わらず出引けた。


一方、ナスダック総合指数は、寄り付きは小幅安だったものの、その後大きく売られ、-1.71%の大幅安となった。

ただ、S&P500は0.72%安と、ほぼ昨日の日経平均をトレースする形で引けており、S&P500が米国市場の体温と見て良さそうだ。


本日の東京市場・SQはナスダック総合指数の下落によりグロース株が売られたことから、SQ値算出の思惑が加速し大幅ギャップダウンスタートとなり、SQ値は昨日の日経平均終値から200円ほど低い28,523円で決まった。


SQ値算出後は、下値誘導売りの反対売買により+150円ほど上昇したものの、買い方の処分売りと思われる売りにより、再度200円ほどの急落となった。

ただ、昨夜の先物ナイト高値から-400円ほど下落した値ごろ感から週末要因による買い戻しが入り、28,600円台での推移となった。

しかしながら、大引けが近づくにつれて上値の重さが目立ち、日経平均は前引け値から200円ほど急落し、上述のとおり28,382円安値をつけた後、287円安・28,437円で引けた。


日経平均・日足チャートにおいては、5日線・28,481円を50円ほど割り込んで引けているものの、同移動平均線は上向きを維持しているため、月曜以降、サポートとなるかどうかが焦点となる。

ただ、25日線が75日線を下回るデッドクロスが生じていることや、本日の引け味の悪さが懸念材料となる。

現時点では25日線の下降角度は緩やかであるため、一気に崩れる可能性は低いものの、今後、5日線を下放れてきた場合には、25日線の傾斜角度が強くなる可能性があり警戒を要する。

目先的には、昨夜のナスダック総合指数の下落幅が大きかったため、今夜は週末要因からの買い戻しが入りやすいと見ており、ナスダック総合指数が反発に向かえば、ダウ平均も昨夜の安値を起点とした反発に向かうと思われ、月曜の日経平均は昼のもみ合い価格帯である28,600円前後で、いったんもみ合うと想定している。

仮に筆者想定どおり、今夜のダウ平均が前日比プラスで引けた場合、ダウ平均は25日線を3日連続で回復することとなり、同移動平均線がサポートとして意識されるとともに、目先的には12/15・FOMCを前に動きずらくなるため、(ダウ平均は)もみ合いとなる可能性が強い。

逆に今夜のダウ平均が下落し、25日線・35,721ドルを明確に割り込む場合には、来週月曜以降のダウ平均は筆者予想どおり12/15・FOMCに向けて反落すると予想しており、日経平均は本日の引け味の悪さから混迷の度を深めると見ている。

なお、ドル円・日足チャートのストキャスティックスが日経平均に先んじて買われ過ぎ圏から下落を始めている。

これは、目先のドル安・円高を示唆しているとも見えるため、米国市場が高くとも、日経平均には逆風が吹く可能性があると見ている。

日経平均が下向きとなった場合の下値目処としては、引き続き直近上昇の38.2%~50%押しの28,200円~28,400円を想定しているものの(28,200円は割れにくいと見ているが)、上値の重さが昂じれば、いったん28,000円に近づく可能性もあると見ている

ただ、日米ともに下値を試した後は、短期的な自律反発に向かうと予想している。
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